4ever【ふぉおエヴァア】 詩人ニシさん作成

〈微かに〉の巻
第1連〜第30連

1

[4ever:1]

9月の風は
  ひかりとたわぶれ
 口唇
〈くちびる〉の赤
   戸惑う
〈かす〉かに
  榎本 初
 
2

[4ever:2]

〈かす〉かに揺れる
  湖面の月と私の想い
 
小さな投石、広がる波紋
   桟橋に立ち苦悩を投げ込む
  会計担当さん
 
3

[4ever:3]

昨日と明日の狭間にて
  僕は今日もあがき苦しむ
 「
未来」という大きな、呪いの中で
   自問自答を繰り返しながら・・・
  ここゆきさん
 
4

[4ever:4]

雨上がりの空に虹 遠くの遠くまで
  風はマイナスイオンを連れてくる
 「
未来」の夢も 確かに続いてゆくよ
   わたし 風と虹をまとい 空の青を
つかんでた
  ゆりやさん
 
5

[4ever:5]

つかみ取るための勝利
  掲げあげるための革命の旗
 希望という名の砲弾を撃ち放ち
   
常識と慣習の城門を打ち破れ
  会計担当さん
 
6

[4ever:6]

常識はそれなりにお腹いっぱいなんです
  非常識はどおもまずくていただけません
 で 結局 僕がのさばる処といえば
   皆に
忘れられている 世界になっちまうのです
  艨艟さん
 
7

[4ever:7]

忘れられ 名前さえないものでも 果てのない
  感情のすべてを彼らなりに抱えているのだ
 今もどこかで見知らぬ猫が
   
パンドラの箱を開けようとしているだろう
  ゆりやさん
 
8

[4ever:8]
訂正[4ever:12]

パンドラの箱 深い闇
  胸奥の珠玉
〈たま〉 磨く者
 彼唯一人 掌
〈てのひら〉
   
希望の欠片 煌煌と
  榎本 初
 
9

[4ever:13]

希望の欠片 ひろいあつめ
  見えない夢の パズルを組む
 最後の1ピースが 見つからず
   私の夢は まだ
闇の中
  kazuさん
 
10

[4ever:15]

闇の中で 手探り進む
  長い長い洞窟を
 やっと抜け出た出口には
   まだまだ
長い道があった
  hinakoさん
 
11

[4ever:17]

長い道の上に立ち彼方を見据える
  まっすぐなその道は青空へと続いていた
 だが人はまっすぐでない
   そう 
まっすぐ歩けるとは限らないのだ
  会計担当さん
 
12

[00001]

まっすぐ まっすぐ
  ぐんぐん ぐうん
 
まっしろ ヒコーキ雲
   はじける 青 青 青
  榎本 初
 
13

[00002]

ズントコ ズントコ
  火の粉が踊る
 
まっくろくろの
   空へ
舞う
  hinakoさん
 
14

[00003]

蝶が舞う 美を残し
  受けとって 花が咲く
 散るまでを 人が愛で
   
に消えて 胡蝶舞う
  いろ猫さん
 
15

[00004]

を探す事だった
  ゴールするためには
 
スタートしなくてはならなかった
   だから まず夢を探すことだった
  会計担当さん
 
16

[00005]

時代の装甲
  打ち破るには時機尚早
 目指すは自分自身の
ゴール
   今歩く
の名は「希望」
  コバッジオさん
 
17

[00006]

このを進む
  迷路の中「希望」は遠く
 とまどいと
不安を道連れに
   一歩一歩自分を信じて
  kazuさん
 
18

[00007]

忘れられていた白いセーター
  別離の時間の永遠の底で
 仮初めの
安らぎを放逐した
   茶色い細い
長い髪
  榎本 初
 
19

[00008]

長い髪を束ねる想いで
  君が扉を開けるその時
 神経はこれからの一日のため
   空は曇りの美しい
  会計担当さん
 
20

[00009]

眠れぬ長い夜、は限りなく遠い
  出口のない迷路の中で
 昨日の自分を消し去りたい
   太陽が新しい
今日の窓を開く
  kazuさん
 
21

[00010]

今日もまた夢を想った
  明日はもう忘れてるような
 けれどその時の僕は
   紛れもなく
幸福だったりするんだ
  艨艟さん
 
22

[00012]

幸福のピース(欠片) 一つから
  幸福なピース(平和) 世界へ
 ハッピー スキップ
   
風光る 野へ
  榎本 初
 
23

[00013]

風光る 空に
  春を呼ぶ 桃の
    枝先が つつと伸びゆく
       粉雪まじりの 
淡い花
  ゆりやさん
 
24

[00014]

淡い花は もう散り行き
 後に残るは 葉桜と私
遠く広がるこの空の下
   おいてけぼりの五月、
午後3時24分
  山崎 みふゆさん
 
25

[00015]

午後のぬるい陽射しが 僕の窓に
くたばったはずの懐かしさ
妖精達を降らせてゆく
だって 
永遠が欲しくなるんだもの
  艨艟さん
 
26

[00016]

永遠を君に語った事がある
 今夜、選択した道の途中で思い出すのは
そう プライドが振り返る事を拒んだ
過去
 そして、永遠が僕の心に寂しく響いた…
  会計担当さん
 
27

[00017]

僕がたったひとりで仰いだ空には
月と星と希望があった
なくした
過去 忘れてきた夢 
すべてがすべて あの
大空に消えていった
  みけさん
 
28

[00018]

大空深く
  潮
〈うしお〉が刺さる
 繁吹
〈しぶき〉に濡れて
   
暁鐘を聞く
  榎本 初
29

[00021]

暁鐘は未だ聴こえず
彷徨う男はただ空を眺めて
眺めるふりにも飽きて
また現実へと去ってゆく
  艨艟さん
30

[00022]

鳥居の朱をなぞり
   楡の木蔭をえらんだ
 
 眺めるうちに私の後悔は
   
  大きくなるばかりだった
  菅埜さん


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