測定器
  Test Equipment
 HP 8591A について

      About HP 8591A
Spectrum Analyzer
    夏の高温多湿に弱いHP測定器です。湿度が高いと画面が消え指示が出ない。高圧部清掃したがまだNG。

             
                 HP 8591A SpectrumAnalyzer   9kHz to 1.8GHz

 内部写真
        Upside
       
    Downside Boards
       

 HP 8924C について
        About HP 8924C
30-1000MHz CDMA Mobile station test set

    トラジェネ付きのスペアナが欲しくてヤフオクで探していた。
    アドバンテスト、HP、アンリツと色々出てますがTG付きは高くて手が出ません。
    HPの8920A RFコミニュケーションテストセットのオプションのスペアナ、TG付きと同じ性能との1996のHPのカタログを
       見て安ければ買おうと思っていた。
    8920Bと同等?との話もありますが。値段は8924Cが半値くらいか。使い勝手も半分?
    なおこのカタログでは、8924Cは新製品で紹介されてます。
        CRT view, after self-checked
    セルフチェックが終了後にこの画面が出る。

        Display of 8924C, Only "ANALOG SCRNS" useful for ham radio.
        1GHz Spectrumanalyzer with TG has offset frequency.
        ハム用に使えるのは、このANALOG SCRNSだけです。
    はっきり言って使うのはTG付き簡易スペアナだけです。
     オフセット掃引が可能なので周波数変換を通ったIF部で波形が見られる。これは便利です。
    他にも250kHzから1GHzのRF OSC, 25kHzのAF OSC, 25kHzのオシロスコープ, 6WのRF電力計
    も使えるが。それぞれ専用の測定器を持ってるのでね。
    取り説を読んでいたら20Aの電流計として使えるらしい。
    ・まあ141Tより帯域が広い。400kから1GHzのスペアナ/TGとして使える。
     455kHzのIFフィルターも一応計れた。
    ・設計が古いのかマーカーのレベル計測に時間が掛かる。(数分以上かかる)- - - avg 10になってました。avg 1にした。
    ・AF OSCが2個有るので2 tone OSCが可能。・・やっと出来ました。700Hzと1900Hzに設定した。
    ・今のところ新しいので安定している。
    ・画面が小さいので中の字が見えにくい。
    ・スペアナを使用する時は、main, rf gen, marker, auxと4つのメニューからまず選ぶ。これがK1になる。
        例えば
     mainを選ぶと
      2. rf in/ant と入力をどちらかに選ぶ。(K2)
      3. center freq                (K3)
           4. ref level                 (K4)
           5. span                   (K5)になる。
         この中から必要な制御を選ぶ。画面からか上のK1からK5から選ぶ。
    rf genを選ぶと
          2. track/fixed
          3. offset freq
          4. amplitude
          5. port/dual と出力をどちらかに選ぶ。

    普通のスペアナなら
      ボタンがそれぞれ並んでいるところ、これは一番上のメニューへ飛んで次のその下へ行く。
      これが分かり難い。
    プロ用の受信機と同じでボタンを省略するとネストの方式は分かり難い。

    デモジュレーターを内蔵しているので受信のテストが出来る。
     メモリーでAM放送, FM放送、3.5/7MHzのSSB、50.010MHzの朝熊山のビーコンを設定した。
          IFフィルターは15kHzと230kHzしかないので混信にまったく弱い。
          15kHz以内に混信がなければUSB, LSBもちゃんと聞こえています。
     測定器環境では、混信がないので復調出来るが。
     AM,FM,SSB DEMが有る。
    お金がある人は、普通のスペアナ/TG付きを買って下さい。これは中途半端な機械です。
        測定用のメモリーが有るので必要な値を登録すれば簡単に出来る。
    でも3GHz/TG付きスペアナ・・・高い!負け惜しみです。
         amtronixのHP8924Cの説明のページ

      Advantest R3361B について
        About Advantest R3361B 9kHz-3.6GHz Spectrum Analyzer with TG

           
         R3361B with TG. Picture is shown low frequency down at TG.     TG output is 9kHz to 3.6GHz.
    ネットアナかなあと思ったが基準器が必要だしそこまで使いこなせないと思った。
    もっと新しいのを欲しかったがこれは、20年前のスペアナです。
    HP8924Cが1GHzまでなので2GHz以上の帯域のを探していた。
           
    スペアナ 上面                               下面
    トラブル
    TGのレベルが低域で落ちる。50MHzで10dB位落ちる。
    電源を入れてすぐは良い時もある。
    TGを分解して再ハンダを実施した。
    ハンダの多い所は、ソルダーウィックで吸い取り小量の銀ハンダで付けた。
    直らず。NG

         入力の1st LO(4GHz to 7.6GHz)と内部で作った4.066GHzをmixして9kHzから3.6GHzを作っている。
          
   TG上面  中心は4.066GHz OSC 白いセラミックはLPF      TG裏面
      →測定器掲示板の記事からこのLPFの半田付けにクラックが入るそうです。
    もう一度再半田をした方が良いかな。
          F特
        低域でレベルが落ちる。
        CF; 50MHz, Span; 100MHz   TG wave form, down at 10dB on 50MHz.

    Bird 43 Power meter
   PEPが計りたくてBear電子のPEP Kitを買った。昔ハムフェアーで買ったのより正確だった。
   しかし6mを計るとRFIでメーターが振り切れる。メーターへ行っている黒線をフレームへ接続した。
   PEP測定は電池使用なので良く切り忘れる。
   純正品は電池の減りが早いそうです。

   2007年1月にジャンクの43を買った。
   ヤフオクで落札者から返品されたとの事。あやしい。
   チェックしたところ
      メーターが引っかかる。
        → メーターの分解清掃。軸受けのずれ有り。ほこりが一杯入っていた。完全でない。
      測定値が80%位。
        → QCコネクター部清掃。検出部清掃。
        スラグの銀接点がハンダを盛ってある。スラグが入らない。取り外し補正。
        ケーブルが抵抗を持っている。
        全体に感度が落ちているので0設定を一目盛り右にした。50%以上では良いみたい。
        DMMで電流計チェック メーターは30uA FSでした。
        今は、28.6uA FSになっている。検出部、測定コード回りがNGらしい。
      全面に塗装を塗り直ししてある為厚みが増し部品がうまく付かない。
        → 塗料を削った。
    検出部、ケーブルを替える必要がある。部品採りにもならなかった。ここまでジャンクとは。

     その後コアキシャルダイナミックス社製の81000-Aを購入した。
    メーターが大きくて見やすい。
    エレメントは、バードとコンパチ。
    →トラブル 2012. June
      メータ−の指示が1/6になった。
       エレメントを変えても同じ。
       逆方向に繋いでも変化無し。
      DCコネクター部が接触不良。磨いてOKとなった。
       
    Bird 4391電力計について
      About the Bird 4391 Power meter
   PEPが計りたくてこの4391を買った。
   4381のACアダプター仕様をAC仕様にした物。
   PEP, MAX, MIN, SWR, dBm, RTN loss SWが有り色々計れそう。

    Specifications
        The Bird 4391 RF Power Analyst

Frequency Range

450 kHz to 2.7GHz

Power Range

100mW to 10kW

Readout

4 digit Red LED Display readout FWD/REF CW/PEP power W &dBm, SWR, RTN Loss, % Mod, Max, Min, Delta

Sampling Range

2-3 readings per second

Settling Time

10 seconds

Useable Over-Range

To 120% of scale on CW, PEP, SWR, and RTN loss
To 400% of scale(PEP) on dBm and 0% Mod

Accuracy

CW +-5% of full scale, PEP +-8%, SWR +-10%, % Mod +-5%, Return loss +-0.3dB

Insertion SWR

1.05 max to 1000MHz

Power

100-230 volts AC, 50 to 60 Hz or 6x1.2V NiMH C size Batt Rechargeable DC -- 6 watts

Dimensions

4-3/4"(12cm) wide -- 4-21/64"(11cm) high -- 9-37/64"(24.3cm) deep -- 5-3/4 lbs.(2.6kg)

        Inside of 4391. CPU, disp es key SW.
    4391の中身 CPU、表示部、キィーSW   スルーラインとプリアンプ部(角がエレメント接続部)
    SWは左より
     FORWARD ELEMENT RANGE
      2.5/10/5    エレメントのレンジを手動で入力する。
      x10, x1, x100  倍数を入力する。250Wなら2.5と100にする。頭で計算
    43の3つのメーター指針を選ぶのとどっちが楽ですかねえ。
    POWER
      LINE/OFF/BAT

        preamp board, CAN ICs are preamp and detector of PEP wave.
    プリアンプ部、左下のcan ICがプリアンプとPEP検波
   エレメントを入れて測定するもFWD/REFメーターは0のまま。
   これは、始めから不動品との事で買ったので仕方がない。

   サブのプリアンプ部を再ハンダした。
   30uAを検出部に流すとこの基板の出力に40mVのパルスが出てくる。
   (U6/CD4051 pin3が出力)電力に比例したパルス高。
   でもLEDは表示しない。
   何かの拍子に表示が出たので箱に収めたらまたNGになる。
   よく見たらプリアンプへのコネクターを反対に挿してしまった。
   壊れたかと思ってOPアンプを探したが無かった。
     LM211H,LF257H,LM113,CA3240,CD4051,CD4052を使用。
   そのうちまた直った。本体部のCPUの接触不良かな?
   そーと箱へ収めてテスト中。
     
   一番下のキー4個が動かないのを発見。
   dBmとMAXキーなのであまり使わないけど。
   テスターで導通を見てたらこのMTXのcomが切れていた。
   両面基板が導通していない。SWと基板の間になるのでハンダし難い。
   1mmのハンダを薄くして隙間から通してハンダ付けした。
   dBmとMAXが出るようになった。
   MAXはSSBでPEP表示の最高値を見られます。

    時々指示が0となり困ってます。
    基板の再ハンダをした。
    CPUを取り出し端子を清掃した。

   使ってみて
    まず第一に感じたのが設計が古い。重い。2.7kもある。
    43の堅牢さと正確さがほどほど・・と思ったがもうひと味欲しい
    メーター表示
     さすがデジタル・・メーターは引っかからない。Hi
     SSBでPEP電力のデジタル数字がぱらぱら変わるのは、見にくい
     大声でアーーと言って後でその最大電力を見るくらいか。
     表示は手動で変更する。
     テストしてみた。50MHzで100W出力、7エレ八木に繋ぐ。
      FWDに250Wスラグ(250A)を入れる。レンジを2.5にして,マルチをx100にする。250max
      表示は、".0"と出る。
      CWで90W出力。
      REFに5Wを入れ向きを反対にする。
      レンジを5にしてマルチをx1にする。5max
      表示は、".000"と出る。
      REFは、1/10になる。だからマルチをx10にする。50max
      表示は、".00"と出る。
      読みは2.08Wになる。
     マルチが有ると解らなくなる。
      FWDはエレメントの読みをそのままレンジとマルチで合わせる。
      REFはエレメントの読みを10倍するように合わせる。

        43で同じエレメントで計ったらFWD90W/REF2Wでした。SWRは計算すると1.045。
       オーバーレンジでも使えるが120%止まり。それを越すと ">>" マークが出る。
       JA DXer仕様の半導体リニアーはMax1200Wなので1000Wエレメントがばっちり使えるかな。
       
      これを買うときは、1000W, 100Wとか同じマルチのエレメントが要る。
        ついでにSWR用に10:1にすること。
      なんかコリンズの電力計みたい。2kWと200WのFWD/REF表示のみ。
    同じBirdの4421のようにメータ−表示内に現在の測定項目は出ない。
     43のメーターがデジタル表示されるだけ
    SWRの計測
      FWDとREFエレメントの比が10:1の物を入れる
      エレメント1個で出来ないもんですかね。

    ボタンの照明も無いので何を測定している解らない。ボロ!
    43と同じエレメントなのでマルチ、最大電力の情報が計数部に伝わらない。
    同じ電力計で他社が出せばこんなの売れないよ。シュアーが無いか。
   横置きなのでシャックのリニアの上に置くと表示が見えない。
   でも縦に置きにくい。頭でっかちなんです。
   AMの変調度を測る% Modなんて今のハムでは使わない。
   dBmのボタンがある、一応dBmが出ます。
   エレメントはそのまま。
   1Wから1000Wまでを30〜60dBmに変換して表示する。
    マルチを替えるとx10で10dB x100で20dB  UP/DOWNします。
   mW、kWのエレメントはそれぞれ値を-30,+30dBm分加減する。
   Max, Min, Deltaなんて使わない。
      →MAXは使えるか。
   結局メーターの引っかからないAC仕様のPEP電力計です。
   
   もっと安くて正確なインテリジェントな電力計って無いですかね。
   こんなの売ってるって事は代替え品が無いんだよな。

   Bird 40dB Coupler 1kW max 75 to 150MHz
   50MHz is -42.7dB, useful for 50 to 200MHz.
  40dBのカップラーを手に入れた。
  使用周波数は、75MHzから150MHzとなっている。
  50MHzで測ったら-42.7dBだった。
   
      エレメントの真ん中のBNCから信号が-40dBで出力される。

   
     Ref:1dB CF:250MHz Span:500MHz 10dB/div        75MHz to 150MHz 1dB/div
    特性は75MHzから150MHzで1dB以内に収まっている。50MHzから200MHzまで使えそう。
    FWDとREFで20dBの差があった。

 富士測パワー計用センサー
   A 13.6MHz/ 1.5kW power sensor made by Fujisoku. I used for Kenwood SW-2000, instead SWC-3 for 6m.
     PEPが計りたくてケンウッドのSW-2000 SWR/パワー計をヤフオクで買った。
    2kWのセンサ−が付いているものと思っていたが200WのHF/VHF用が付いてきた。(SWC-1,SWC-2)
    もっとも2kW用(SWC-3)も6mでは、600Wでしか使えないらしいが。
    自作も可能だが手っ取り早くセンサーをヤフオクで手に入れた。
    さすがしっかりした作り。連続1.5kW用かHN接栓を使用している。
    SW-2000は、切り替えSWで200W/2kWとしているのでそのままの回路ではメーターの振れが違ってくる。
    メーターへ行くコネクターの前で5kΩのVRがアースに落ちている。(センサー全体の写真の上部に写っているVR)
    SW-2000の検出部の回路を見て直列にこのVRを入れた。REF電力は、100W/1kWなので感度が違ってくる。
    FWD用はそのままの4.7kΩの抵抗を使用、REF用は、4.7kΩの抵抗にパラに5kΩのVRを入れ感度を合わせた。
    FWDはOKだがREFは後ろのSWを200W用にする。
    バード43のスラグと同じ表示になるようVCを調整した。VCは逆方向のSWRの調整用です。感度調整に使えない。
    リニアーの入力にSWC-1を出力にこのセンサーを使っている。SWRはSWC-1で計っている。
                sensor,upside used HN connectors
    センサー全体 HNコネクターが使われている。
                bottomside: used 2 toroidals, for pick up RF powers
    検出部 2個のトロイダルコアでFWD/REF電力を検出する。

                for rectifier RF, use same circuit FWD/REF.
    整流部 FWD/REFまったく同じ回路構成

      Narda 150W 30dB attenuator
        The Narda 150W 30dB Attenuator is flat response to 1.8GHz.
        29.7dB loss measured by HP 437B.
         It have 7/16 inches DIN connectors.
         Input power direction is left side only. Opposite side are bone out their resistors.
         7/16 DIN to N connector are got in RF parts, USA.
    計測したら0から1.8GHzまでフラット
               
Used TR4172 with TG, tested by JA2TY
     コネクターが特殊で7/16 DINの物。変換コネクターをRFパーツで手に入れた。
    入力が右側専用で反対から入れると規定電力に耐えられない。
                   
    RF入力は左から、減衰は29.7dBでした。        これが7/16 DINコネクター、モトローラ系の電話基地に使われたらしい。

   電力計の失敗
    ほとんど過入力による素子の焼損です。
    ハム用のトランシーバーの出力が100W位なのでこれより低いレートの電力計を燃やしています。
    1.HPの437B用の8482B、30W減衰器に100Wを入れてダメにした。・・測定器用は、無理が利きません。
      買い直した。内部を見たら皮膜抵抗を使ってあって高温になると抵抗値が変わってしまう。
    2.150Wの終端電力計に500Wを入力して熱電対を切ってしまった。・・抵抗部は少しの時間なら持ちます。
      熱電対の代わりにショトキーバリアダイオードで検波して電力計を振らしています。
      600/1200W用として使ってます。1分位なら抵抗は持ちます。
            Heath HM-2103電力計は、200Wの抵抗を使用。1kWで2分間使用できる。高温センサーが付いている。
      MFJでもこの考えでダミーロードを発売してます。リニアーアンプをテストするのに1時間もやんないもんね。
      瞬間パワーが出ればよい。
    3.30Wの終端電力計に100Wを入力して内部の減衰器を燃やした。
      3/15/30w切り替え器付きで気に入ってました。
      50Wの減衰器をRF PARTSより買って取り替えた。足らない分は、内部にSMAの6dBのATTを入れた。

    1.3.の場合はmax 30Wを意識して使っていたが何かの拍子にRF POWERをmaxにしたみたい。
    おじさんになって物忘れが多くなってしまった。
    凡ミスも多く良く物を壊す。
    火事にならないよう電源は、
        メインSWで全部切る。
        ハンダこては、作業が終わったら直ちに切って別の場所に抜いたACコネクターが見えるように置く。
        これは、以前の職場でもやってました。一晩中入れっぱなしでこて先が酸化して変形した。
        自作の物は、電源を入れる時、電圧を絞っておいて段々に上げていく。DC13.8Vの時は必ずやってます。
        高圧を扱うリニアーアンプを触るときは、必ず200V電源をNFB板で切っておく。ACコネクターを抜いておく。
         高圧をメーターで確認。テスター棒でアースする。

   Tektronix 475A Oscilloscopeについて
       About theTektronix 475A Oscilloscope, 250MHz
              Front panel display of the Tektronix 475A Oscilloscope
     昔有名な465B(100MHz BW)を会社で使っていたので懐かしい。ほとんど操作は変わらずBWが250MHzとなっている。
     A chしか波形が出ない(B chは、デレーで拡大するのに使う)ので分解してみた。垂直入力ch1,2はOKです。

     A ch, B chの話
       アナログTVの同期波形を測定する時に使った。
       A chで垂直、水平同期を全部見る。
         これより垂直同期の立ち上がり(波高の10%から90%)の時間を見る方法。
        A ch INTにする。
         SWEEPつまみをひっぱってB chの時間を決める。
                この時B chは時計方向(拡大方向)にしかいかない。
                波形は、A chに B chが輝度変調されている。
        うまく立ち上がりになるようにデレータイムVRで合わせる。
        B DLYにすると拡大波形になりこれで時間を観測する。

          Specification
            2 vertical amplifier 250 MHz bandwidth
            5V/Div - 2mV/Div
            0,5sec./Div - 1ns/Div
            risetime 2ns
            trigger AC, DC, LF rej, HF rej, auto, norm, single, line, ext, ext:10, xy-mode
            channel two invertible, Ch1+Ch2 alt,mix,chop BW limit 20MHz,100MHz
            Input Impedance 1Megohm 20pF
            AC voltage 1kHz and current probe calibrator
            good CRT illumination
            A sweep, B delayed sweep

     B chの波形が出ないので、TIME/DIV部をばらした
          B ch is NG, let's repair them. Remove 2 cards, timing and trigger.
    基板を2枚外したところ。Trigger部、Timing部

              Timing card
    Timing部を見る。

              Timing card: removed A & B turrets
    Timing部のターレットを外した所。右に可変VRが見える。
    金メッキされた部分の上にターレットが乗る。長いほう(左側)がA ch。

              Turrets: rightside is Ach and leftside is Bch.
    ターレット部。右A ch、左B ch。
    軸は3重になっている。外側よりA ch用、B ch用、可変VR用。

              Bch turret, broke out plastic tub. So I can't repair them!
    B ch駆動部。このプラスチック片がターレットの中に入りB chを回す。
    ステンレス棒とプラスチック片が空回りしている。ボンド止めしたが力が加わりすぎて持たない。
    修理不能。ジャンクのオシロを探してこの部分を取り出すか。下の棒は、可変VR用。

   ・・・と言うことで
   ジャンクの475を手に入れた。
        トリガーVR無し。POW SW操作部無し。HOR VRのつまみ無し。
       トリガー部の部品は、ほとんど有りそう。コンデンサー1個無し。
           
       上が475A、下がジャンクの475。ターレットの色が違う。               トリガー部を外した。 左475, 右475A
    トリガー部をジャンクの475のに取り替えた。テストもOK

基準発振器
         Reference Oscillator, HP-10544B 10MHz 1X10-9
      HPの10544B (10MHz 0.6Vrms 5x10-10/day)でRA3701,RA6793A, RA6790/GM, RF-590A を外部制御している。
     4台の受信機の周波数がHzオーダーまで合っている。
     オーブン入りで周波数を合わすのにトリマーのほかにEFC (electric frequency control)
     と称して+5Vの電圧を可変して最後の数Hzを合わせ込むことが出来る。
          ヤフオクのページに記事がありました。
            EFC電圧:0〜5V (0Vが周波数の低い方、5Vが高い方になります。) 
            周波数変化:約1.3Hz/V  その他:(1).中点の2.5Vが10MHz付近です。
     受信機の基準周波数がそれぞれ違うので10MHzを分周して5MHz、1MHzにしている。
     分配にTVの映像分配器を利用している。これは、2入力3出力または、1入力6出力にも出来るので便利です。
          校正
      オシロの1 chにHPのOSCを入れ 2 chにGPS受信機出力を入れX-Yリサージュを見ている。

    GPS受信機 (Z3801A)を手に入れた話。
     ある日ハムショップへ行ったら48Vの電源が¥300であった。
     即買った。もちろんこのZ3801Aを使いたかったから。
     早速Wへ発注、5日後に届いた。
     直ぐに近所のJA2TYさんを訪問。Z3801Aの動作をチェック。OKだった。
     シャックでの再現もOKとなり基準発振器のマスター基準としている。

自作2GHzリターンロスブリッジ
          記事を独立させました。
  Home made Return loss bridges. English version here

  NS-301 ノイズダイオードを使った 自作1GHzノイズジェネレーター
  Home made Noise Generator used a NS-301 noise diode

   NS-301; 10Hz-3.5GHz, 30-35dB ENR(-144dBm - -139dBm/Hz), 8-12V/5mA
        Home made Noise Gen.
        Used 63x29x22mm box, DC input; BNCJ,  RF output; NP. Used copper tapes for C matching of high frequency.
       電流制限に5.6mA用DCRと200Ωを使用。→3.3kΩに変更

         Home Made Noise Generator  Feb., 2010

       Output coupling capacitor = 1/ ( 2pai * Rl * fc )
                                            = 320 pF
          Rl = 50ohm  fc = 10MHz

      上記の式より10MHzから使うとして計算すると段間コンデンサーは320pFとなる。

       自作したノイズジェネレーター。マイクロストラップラインの基板を利用している。
       ノイズダイオードにNS-301を使用。電源は28Vで使う。
       出力に16dBのATTを入れてほぼ15dB ENRとした。回路図は、I0JXXさんのHPから。
    →ENRはMSC MC7040Pとの比較から50MHzで15.9dBとして使っている。

        Output VSWR of home made noise generator(left) and MSC MC7040P noise generator(right).
           
       Reference line is -10dB. 30dB directivity. (span; 1GHz)      MC7040P is 25dB directivity.Upper line is reference.
       出力のリターンロスを測定した。自作(左)・・30dBとなっている。MC7040P(右)は25dBでした。
    HP 346bはSWR;1.3と発表されている。これはリターロスで17dBになる。

       出力レベルを測定した。
         測定器 Advantest TR-7142 with preamp (+20dB) マーカー測定値
    CF=50MHz Span; 100MHz RBW; 1MHz, VBW; 100Hz
                   自作NG            -96.17 dBm
        MSC MC7040P         -100.74 dBm
                    差は、            +4.58 dB
          自作NGの方が低域でf特が上がっている。(下の写真)

         トータルパワーを測定した。測定器 HP 437B with 8481D 50MHzでREFを合わせてfactorはそのままで。
        自作NG           -60.59 dBm
        MSC MC7040P          -54.91 dBm
        差は、            -5.68 dB

         HP 8951A                                            Used TR-7142 with preamp : CF;900MHz, span;1.8GHz, 1dB/dev
                1dB/dev
            28V/5mA; Almost -93dBm @0.9GHz 3dBp-p         JA2TY's MC7040P 28V/15mA; -96dBm @0.9GHz 3dBp-p
            Ccを1000pFから300pFにしたら低域のゲイン上昇が減った。3dB p-pに改善された。
                 
       Measure 6m preamps Noise Figure used Home made Noise Generator and Ailtech 75
   JA2TYさんよりAILTECH TYPE 75 NFメーターをお借りして6mの機器のNFを測定しています。
   ノイズソースは、もちろんこの自作ノイズジェネレーターです。
   使い方は簡単。
     ボタンをCALにしENR値をCAL ADJで合わせる。この時AGCランプが点くようにする。(下の問題点 1 です)
     ボタンをAUTOにして計る。
   接続 Ailtech 75のダイオード出力(後ろのBNC) → ノイズジェネレーター → DUT → 75の IF INPUT
    DUTの中身: 50MHz preamp(これがDUTなんですが) + 50 to 28MHz conv + 30MHz BPF (LO漏れ除去)+ 30MHz amp
       
     こんな感じで測定しています。
     始め11dB ATTを6dBにしたがENRを調整した結果、ATTは使ってません。
      少し問題が
    1)  実用上はこれで問題有りませんが。NF測定となるとコンバーター出力が低く測定できない。
     IF周波数が30MHzなので6mの場合コンバーターが必要になる。(OPで周波数コンバーターが付きますが。この器械には付いてません。)
     AILTECH 75の測定入力がnoise offで-75dBm以上なので低すぎる。
          →30MHzのポストアンプを作った。(G=21dB) 実際のアンプ出力は-75dBmでやっとAGCランプが点く。
    2) 局発の漏れ
     出力28MHzとすると局発が22MHzとなる。LO出力+10dBmとするとDBMのアイソレーションが40dBなのでIFには、-30dBm位出てくる。
     NFメーターのIFフィルターで取り切れない。-10dBしか落ちない。(漏れの22MHzが-40dBm)
    →ポストアンプに22MHzのトラップを入れた。ポストアンプ出力で漏れが-62dBm、NG出力が-59dBmです。まだNG。
      30MHzのフィルターを入れた。損失5.5dB
         3) いろいろ対策をしたがまだNFの絶対値が読めていません。NF 1dB以下のプリアンプを作りたいのです。
    →AUTOで+18dBの読みでフルスケールまで振れます。0dBスケールで測定できるのは、何時の事やら。
    →突然直った。NFの振れが18dB分減った。MC7040Pで測定中だった。AILTECH 75がどこかおかしい。測定器を直しながら使う・・・辛い物があります。
        4) 自作のNGの場合 ENRが解りません。だいたい15.5dB位ですが。
    →6mしかやらないので。MC7040Pと泣き合わせた。ENRは15.9dBとしました。・・・かなりいい加減ですが。
        5) 測定したNFの値はコンバーターと30MHzアンプも含んでいる。
      プリアンプだけのNF値は測定値から0.15dB引いた値となる。
    プロ用が欲しいが値段も高いしちょぴりしゃくです。

          測定器を使うためにいろいろ面倒です。

    市販のNoise Genaratorの中身
      中身を見たいのですが物もないので無理です。
      Agilentのサイトにだいたいの回路説明が有りました。
       The +28 volts supplies a 5.6 kHz oscillator which is rectified as the supply
              for the constant current source to produce a controlled noise level output.
              The current regulator controls through the noise generator diode
              producing a known level of broadband noise that is constant for a supply
              voltage of 27 to 29 volts.
                  BNC Input--≫5.6kHz Oscillator--Voltage Converter--Current Regulator--Matching Network and Noise Generator--
                  DC Block--Attenuator--Output


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