コラム睡蓮

睡蓮 担当 弘奈

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睡蓮 

今回、タイの首都バンコクに行って参りました。
皆さんタイという国をご存知でしょうか。
東南アジアに位置する人口6000万人の仏教国です。
多くの日本企業が進出し、工場などの生産拠点があることで知られています。それらの企業で働く日本人がタイで生活しています。その為、日本語の看板などがよく見られます。スーパーなどで売る品物に日本語をつけることでクオリティーの高さを表現しているそうです。 これまで、東南アジアに漠然といい印象がなかった私は、不安な気持ちでいっぱいでしたが、着いてみてびっくりしました。バンコクは静岡より都会でした。高層ビルが立ち並び、その一つ一つのビルの形がとても近代的でおしゃれな感じでした。そんな近代的な建物もありながら、町のあ ちらこちらに屋台が出ています。飲み物・フルーツ・焼鳥のようなもの・揚げパンなど、とてもリーズナブルなお値段で売られています。町のあちこちの交差点は常に渋滞していて、歩いて20分くらいのところを車では2,3時間かけて行くのが当たり前です。延々と進まない車にも物売りがやってきておもしろかったです。 仏教国タイには、ワット・プラケーオ、ワット・ポー、ワット・アルンという3大寺院があります。 ワット・プラケーオは、タイで最も格式のある王室寺院です。24万4000㎡にものぼる広大な敷地内に豪華絢爛な建物が並んでいます。1782年、ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏 陀の遺骨)が納められています。本堂に、翡翠(ひすい)でできたエメラルド色のご本尊が祀られているためエメラルド寺院とも言われています。 細かな装飾で彩られた本堂は外観もきれいで圧巻でしたが、中も煌びやかに装飾されていて、信仰の篤さをうかがわせるものでした。 ワット・ポーはアユタヤ王朝末期(1688~1703年)に建立されたといわれる、バンコク最古の寺院です。その後、バンコク王朝のラーマ3世(在位1824~1851年)が17年をかけて本堂と回廊・礼拝堂・71の仏塔を建立させました。また、タイ古式マッサージの総本山として知られています 。本堂に祀られている涅槃像は長さ46メートルあり全身が金色です。あまりに大きく、一目では全体を見ることができません。もちろん写真にも納まらないほど立派な尊像でした。 ワット・アルンはチャオプラヤー川の西岸にそびえる美しい仏塔が印象的な寺院です。アルンとは暁を意味し、三島由紀夫の『暁の寺』の舞台として知られています。水上バスに乗船していきました。仏塔の装飾は陶器を砕いてそれを花の模様にして貼り付けていて、とても印象的でした。
皆さんも、機会があればタイへ行ってみてはいかがでしょうか。


 

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