THANK YOU FOR SMOKING

誰にでも才能がある
う〜ん、信じたい言葉ベスト100にランクインしますね。
この言葉を説明する為にわざわざ、「チャールズ・マンソンは殺人(の才能)」と言ってのけちゃう。
大胆。
且つ巧みな話術に圧倒されてしまう。
主人公に激しく憧れを抱かせる、素敵な映画でした〜!!


僕は基本的にお喋りが不得意なので・・・どんくらい不得意かと申しますと
矢鱈と擬声擬態語で片付けますし
矢鱈滅多に、どもってますし
同じ単語ばかり登場してますし
そんなつもりはないのによく誤解されて人間関係はぐだぐだですし
「なんか」という最強の接続詞の使用頻度が半端じゃねぇ〜のです。
と言う訳で
滅茶、勉強になりました・・・!!
だからと言って、これからは考えながら喋るぞ〜とかはあり得ませんが。


主人公は、煙草関係の会社で主任スポークスマンとして働くキレ者。
彼が、その上手い喋りで数々の苦境を打ち破っていく、みたいな内容なのですが
単純そうなテーマに見えて、と〜っても奥が深〜いのです。
離婚したか別居中だかの元妻(元って事は離婚してっか)との間に、息子が一人。
この息子も立派に賢く育ってるようですし
ラストがハッピーエンドな点も、すっきりしてて良かったです。


近年、いや結構ずっと前から
禁煙促進運動が盛んだ、どの国でもそうみたいだ。
僕は喫煙者ではありませんが
喫煙者の方々はさぞ肩身が狭い思いをしているのだろうな〜、と考えたりもする訳です。
吸えるスペースが追いやられて来てますし
それどころか完全禁煙的な場所が多くなってきてますし、ね〜。


そんな嫌われ者、煙草を
買いなさい吸いなさいと勧めるのが仕事ならそりゃ〜その人も嫌われますよ。
本作(邦題で)サンキュー・スモーキングの主人公は勿論!!
色んな輩から恨みを買っておりました。
大量殺人してる、とか言われて・・・おいおいおい責任転嫁レベル100ですか。
あぁ!!息子は偉い!!
どん底の時も父を信じる、ん〜真に尊敬してるのですね・・・。
あんなダディなら僕だって心底敬ってます。
あんなダディだったら僕は今頃もっとまともに喋れてますでしょう。


議論のテーマをさり気な〜く掏り替える。
話している相手ではなく、大衆を納得させれば良いのである。
成程。
承知してはいますが、そう簡単には出来ません。
頭の回転が速くなけりゃ〜ね!!
喋るコツを息子に伝授するその説明がまた上手いのでした・・・。
此処まで喋れるとかっこいい以外の何者でもないな。


さて
お喋り、煙草、それ以外でまだ僕が語りたいのはですね〜
なんちゃら団体とかについてです。
別にこれは誰を非難する物でもなく、単なる個人的な考えであって
これを読んだ(これ読んでる人居るのか?居ないだろうけど一応・・・)全ての方が
気分を害される事の無いよう願います。
害されましたら、すいませんでした。
さてさて・・・なんちゃら団体とかについて、です。


人は何故、極端に走るのか。
何事も極端に走ってはいけない、と、僕は考えます。
何故なら
何かに対して極端に偏った思想やらを抱いてしまうと、相手側の考えなど大して聞こえなくなってしまうから。
相手を敵として認識してしまうと、彼等のどんな意見も大して耳に入らなくなってしまうように思えます。
単純に、それって、良くはないっすよね。


この世界のあらゆる全ての物、事柄、行為には
必ず、極端にそれを嫌う人ってのが居るもんです。
そんでそういう人々は集まって、組織化するんです。
僕は別にそういうのが悪いとか、間違ってるとか、そんな事が言いたいのではありません。
けど、自分達と異なる意見に対して厳し過ぎたり
相手の事をきちんと理解せずに攻撃ばかりしてたり
全部がそうではないし、全員がそうではないのだけれど・・・
組織ってのは人の集合体ですからね。
僕は「あの行為は恐ろしい」とか「あれは有害だ」とか
そう言ってばかりで何か見失ってそうな暴走気味な人達の方がよっぽど恐ろしいし
有害に思えます。
本当に怖い。
だって偶に、この人達は何を言っているのだろう・・・と混乱してしまいそうになりますもん。


こんな事を書いちゃって、僕も充分、有害だな。
ぽ〜いず〜ん。


宗教が恐ろしく思えるのと同じなのです。
宗教とは人を救いもするけど、同時に争いへと誘うようにも見えます。
宗教間の戦いは絶えませんからね。
長年そんな争いに巻き込まれ、それでも信じる事をやめない。
それが怖いのです。
その力が。


映画の話から脱線したっぽいですが
本作はとっても魅力的です。
感動スペクタクル〜とかでは全然ないのですが
見終わって満足出来る、ナイスな映画だと思います!!


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