IDENTITY

余所見してる暇なんてありゃしない90分
比較的短いのに、よく出来た話だなぁ、と感心。
別に珍しい内容だったり、半端じゃないどんでん返しだったりではないのだけれど
良い映画でした。観て損は無かった!!


アイデンティティーとは
本人である事、自己の存在証明、同一である事、個性、等々・・・
色んな意味がある言葉ですね。


豪雨の為、モテルに缶詰状態の11人(だったかな)を襲う連続殺人。
同時に進む死刑の確定した事件の再審理。
文章力皆無な僕が説明するのは難しいので、喋りたい事だけ喋ります。
観てない人にはちんぷんかんぷんになっちゃうな〜すいませぬ!!


モテルでの事件の方は、精神世界・・・と言ったら良いのかなぁ。
再審理中の事件の犯人の頭ん中での出来事、が、モテルの事件なのです。
多重人格
マリア(名作ゲーム)然り、僕の好きなネタです、多重人格!!
好きと言うか、興味深いのです。
自分の中に全くの別人が居るなんて不思議ですもん。
その別人達が、精神世界の何処かで擦れ違ったり会話したり、しっかりと存在していて
だとしたら、元々の人格を主人格と呼ぶのにも疑問だな〜。
どの人格もその肉体を使って活動するんですから。
一体どんな感覚なんでしょうか・・・。
例えば
自分自身に問いかけたり、又は、自分の中の違う自分に話しかけられたり
僕もそういう事はありますが
それらは飽く迄、自分、なんです。
もう一人の自分、であって、別の誰か、ではないんです。
不思議だな〜!!


それはさて置き、映画映画
多重人格者が殺人を犯したのですが、しかし実際にそれを行ったのは
数ある人格の内の一人。
その人格を消滅させられれば死刑は免れる、という訳で
11人の人格を衝突させ、数を減らしていこう〜!!
現実世界ではそんな感じでおっさん達が見守ってるのですが・・・
精神(モテル)の方はてんやわんやですよ!!
主人公のジョン・キューザック(以下ジョン)以外は、どうやら最後までそ〜んな事とは知らずにおりましたね。


モテルの11人、全員が5月10日生まれで、名前にも共通点があり
ジョンの口走る(この詩が単純だけど良い感じなのです)
モテルは精神世界だっつ〜事をちらつかせてくれてます。


何が良いって
モテルは現実じゃぁないって事が最後に明かされるのではない所。
それを明かした後、それを知ってからのジョンの戦いを描いておりますし。
すぐ死んじまいましたが。
感動的な台詞を吐いて死にやがりました、僕ぁ・・・グッと来ました。


それなりに小さい子供が居ると、大体その子が犯人ですね。
本作もいぇ〜いそうだったね!!やっぱし!!
で、フラッシュバック!!
よくよく考えると・・・
あの時も、その時も、この時も、そう言えば!!
おぉぉ・・・そうだった・・・う〜む、この子、やるなぁ〜。


ラストは、ジョンが口走った詩が、犯人だった子供の声で詠まれる訳です。
静かだけど、僕なんかには計り知れないほど深い闇が在るように思えました。
ほんと好きだよこの終わり方。


実際問題、人格を統合するって、どんな感じなんでしょうか。
だって、元は居なかったっつったって、もう存在しちゃってるんですぜ?
第3者から見れば、あの人格もう出ないね〜みたいな具合なんでしょうか。
本人の精神世界ではどうなっているのでしょう。
なってみなけりゃ分からん事ですが・・・。
人間って不思議だな〜。
無意識かもしれませんが、自分の中に違う誰かを生み出すのですから!!
何が凄いって、脳味噌が凄いです。
全ては脳味噌パワー(じゃないのかもしれませんが)!!


色々書きましたが
多重人格で悩む方々が良い方向へと迎えますように、それと
この映画は面白い映画でした、って事です!!


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