TEARS FOR FEARS。。。THE HURTING

ぞくぞくするようなもやもやするような感覚が味わえます。


アーサー・ジェノブという博士の著書、プライマル・スクリーム、の中の一説
其処から取り出した言葉が
グループ名ティア―ズ・フォー・フィア―ズ


このグループ名と、子供が目を覆って座り込んでいるだけのジャケットに惹かれて、ゲットしました。


彼等の曲は決して、僕の超好み!!の音楽ではないのですが・・・
なんかこう・・・心揺れ動かされる物があります。
不思議ですけど、そわそわするのですね。


1曲目からタイトルトラックです。
THE HURTING
じゅわりじゅわりと始まりました。
僕的には歌詞に注目なのです、うんうん。
このアルバムの曲は、どれも歌詞が非常に素敵です、僕ぁ好きだなぁ。
全文を載っけたいくらいですぜ〜!!・・・言っても、和訳を読んでるんですけどね・・・。
「人はこれほど意地悪くなれるものか、ただ笑いころげるばかりとは」
「いつでも、正しいと感じているのに、まちがっていると言われてきた」
「傷に触れたら、放っておいてはいけない」
ん〜、声に出して読みたくなりますね〜!!


2曲目、MAD WORLD
エレクトロニカなサウンドが、狂気の世界を歌う詞とよく合っている、と思います。
「自分が死んでいく夢が、これまでで一番いい夢」
えぇぇぇぇ〜、マジかよ。
一体どんな夢ばっか見てたらそうなっちゃうんだ(これはジョークですよ)。
「学校へ行った時、僕はとても不安だった」
「先生、何を勉強すればいいのでしょうか」
和訳が敬語ってとこがナイスですね〜、センスあるなぁ〜。
「僕の心をちゃんと見抜いてください」
なんだか、祈りのようにも見える文章だ。


激しく叫ぶでもないのに、なんだろうこの訴え力。
そして説得力。


このティア―ズ・フォー・フィア―ズは
ローランド・オーザバル(以下ローランド)とカート・スミス(以下カート)
の二人が、両者共ヴォーカルさん(楽器もやりつつ)である。
曲によって替わったり、一緒に歌ったりしてます。


5曲目、MEMORIES FADE
始まり方が好きですね、静かですが、迫力というか・・・
迫り来る何かが在ります。
「GOODBYE MY FRIEND」の部分とか、サビでぐぐっと音が高くなる感じも良いです。
ローランドの声は、高音時のが気に入ってるのです。
可愛いんで。


なんて穏やかで暖かい冒頭。
徐々に速さが増して、丁度なテンポに落ち着きますが、一聴しただけじゃ
なんとなく明るいっぽい曲だなぁ〜
と感じてしまう、ていうか感じた、んですが
6曲目のSUFFER THE CHILDREN
歌詞は結構・・・へヴィーな気がするんですが、気の所為でしょうか。
「愛し合うのは素晴らしいかもしれない、でも、生みの苦しみ」
「それは何の価値があるというのか」
「あるべき形にならなかったなら」
おぉ・・・。
この曲にこの歌詞を乗せるなんて、クールじゃぁないか!!


7曲目は比較的スピーディですね〜。
WATCH ME BLEED
やっぱしローランドは高い声が良いんだぜ〜。


この木琴みたいなこんころぽんころした音が、胸騒ぎを誘うなぁ。
8曲目、CHANGE
カートはなかなかノーマルに聴き易い声です。
で、やっぱし高音になると可愛さが増すのですね(3曲目、PALE SHELTERん時、滅茶グッドですよ〜)!!


9曲目のTHE PRISONER、ただならぬ雰囲気。
完全に、怪しい洋館に迷い込んだ時のBGM。


あら、もうラストの曲ですね!!
10曲目、START OF THE BREAKDOWN
エレクトロ面白いサウンドに、じゃーん、と綺麗な音を被せていく冒頭の展開が好きです。
サビは何処となく、世界の終末臭いですね。
「雨に喜びはねまわる時も控えめに」
「(僕たちは両手で頭を守りながらしっかりと立つ)」
「僕たちは泣くのが大好きだ、半分死んだような状態のまま」
好きだな〜このノリ。


本作ザ・ハーティングは彼等のファーストアルバムで
セカンドがどしゃっと売れたそうだ。
相変わらずこ〜んな感じの歌詞ばかり書いてるんだとしたら嬉しいな。


サードの方では(何処が、とははっきり言えませんが)
ちょっと雰囲気が違う、ような気がします。
どっちみち好きですがね。


ジョイ・ディヴィジョンから刺激を受けたらしい・・・
なんとなく分かる気がするなぁ。
音の端々に、そんな面影みたいな物が在る気が、しなくもあらず。


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