R.E.M.。。。REVEAL

皆大好きR.E.M.
世界で最も重要なバンド、って凄いキャッチコピー。世界規模ですぜ。
カート・コバーンやレディオヘッドが支持してるとは、心強い。
微力ながら(殆ど無に等しいけど)僕も支持する。
支持っつ〜か、好きで居るだけなんだけど。


訳した方のセンスも関係して来るんですが
このアルバム全体的に、歌詞が読み応えある〜。朗読し甲斐ある〜。
教室の隅っこで、非日常的な空想をしているような
ヴィレッジヴァンガードで買ったシュールな内容の絵本を読んだ後のような
取敢えずココアを飲みたくなるような感じです。


では1曲目から参りましょう。
THE LIFTING、宇宙を連想させる前奏、コスモだコスモだ〜。
歩きながら聴くのに非常に良さそうなテンポ。
「DID YOU HEAR〜CALLING」んとこなんか、ちょっとした変化を与えただけなのに、グッと来る。


後ろの方で絶えず、ちっちきちきちーちっちきちきちー、みょみょ、みょみょみょん。
しかし邪魔じゃない。
2曲目のI’VE BEEN HIGHは(僕的には)凄くR.E.M.って雰囲気だ。
これだ、この後ろでなんかやってるぅぅぅ〜な感じなんだ!!
こんな穏やかに「ずっとハイだった」。
で、すっきり完結。
だから好きなんだっつ〜の、良いなぁ。


上手く言えないけど、凄く気に入ってる4曲目のSHE JUST WANTS TO BE
冒頭から歌いだしから全部全部、終わる瞬間迄
これって・・・名曲じゃぁねぇのか?!
初っ端の第一文から、歌詞も素晴らしく心に残るよノコルヨー。
どうだい?!だって
彼女が居なくなったんじゃぁない、彼女の世界が小さくなってしまったんだとさ!!
いつもの場所も同じ地点のまま、何かが変わってしまっただけって!!
どうよ、何この歌詞。
何なんだこの歌詞っっ!!
悲しい、とは別の不思議な感情を抱かせる曲だ。
そこはかとなく切ない(この表現もなんか違う)。
マイケル・スタイプの仄かに(密かに結構)力入った感じが、ゆらぁっと曲に乗って良いです。
最後のサビでは何気にしっかり盛り上がるし
一つの曲として(僕の中では)完璧に仕上がってる。物語みたいに、ちゃんとエピローグ付きのさぁ。


6曲目、SATURN RETURN、これまた後ろのサウンドが活動的。
どうしてちっとも邪魔じゃないんだ?!こんなに動き回ってるのに・・・滅茶どぅちゃどぅちゃびーびー鳴ってますよ。
それにしてもピアノって美しいんですね(何を今更)。
ピアノ、奴らは感動を奏でて居やがる。
そんでこの曲の歌詞の最後
「ガリレオを甦らせることはもっと難しい」
・・・・・・ぇえぇぇぇぇぇぇぇ?!凄ぇ、凄ぇオチだ!!
流石R.E.M.!!


8曲目、IMITATION OF LIFE
ひょっとして、このアルバムで1番取っつき易いかもしれない曲。
ポップポップ!!でも
このアルバムで1番泣きたくなる曲。
何故だろう何故かしら。
「君が努力してるなんて誰にもわかりっこないさ」と歌ったり
「僕が泣いてるなんて誰にもわかりっこないさ」だとか
その文章の真の意味は深い所にあるんだとしても、文章自体は、なんてストレートなんだ!!
「怖くないよ」っつった後すぐに「とんでもない」と、打ち消す。
だから好きなんだってば、R.E.M.よ〜ぃ。


「威勢よく行こう」をそのテンションで言うかい?な10曲目。
CHORUS AND THE RING
童話みたいな曲だなぁ(決して童謡みたいではない)。
前奏の辺りは枕元って感じ、若しくは、幼い頃を思い出してるのかな。
ず〜っと同じテンポで進むから、行列を眺めてる気分。
王様がいっぱい人を連れて通ってるのを、少し離れた所から見てる。
そんな内容では全くないんだけども。


悲しいメロディを使わずに、悲しい気持ちにさせやがる。
映画のワンシーンみたいな11曲目、I’LL TAKE THE RAIN
そうか、雨を選ぶかぁぁぁ!!雨を、雨を!!
なんだろね、この感動は。
でももう分かんないや。
僕、アナログマの歌で感動する人ですもん(でもあの曲、本当に泣きたくなる)。


ラストはBEACHBALL
「YOU’LL DO FINE」の時のメロディが、ふわっと、余韻たっぷりで良い。
優雅っぽさとまったり感と、あと週末の若干、鬱な気分
それらがゆっくり流れてく様を見てるが如し。


マイケル・スタイプの食パンみたいな声が、独特の雰囲気を作ってるんでしょうか。
人間的でありつつ機械的でもある音達の所為か
神秘的とかじゃないんだけど、日常的でもないなぁこれは・・・何だ?


内容はさて置き(だって完璧には理解出来ないから)
本作は特に優しい雰囲気がします。
少なくとも、攻撃的ではない(勘違いかもしれんが)。
全曲を聴き終わると、僕はなんでだか、一人っきりな気持ちになる。
暫く誰とも喋りたくなくなる。
で、もうちょっと経つと、よしよしうんうん、ってなる。


このリヴィールって
ばぁぁぁぁぁん、ディス・イズ・名盤んんんんんんん
とかではない(んだと思うんだが・・・)。
何気に良いよね、あれ
って言われてて欲しい作品なのです。
沢山の人が持ってる訳ですが、各々の胸の内でひっそりしてて欲しい(なんて個人的な願望なんだろう!!)。
あぁ、原因不明のメランコリー。


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