風雲 新撰組

地味にも負けず、無声にもまけず。
これは作業ゲームなんかじゃあ、全然ないぜ!!
俺はこういうのが好きなんだよ。
萌える要素なぞ要らんのじゃ。
だって、人は勝手に色々あれこれ考えて膨らますことができますもの。
だから良いじゃない。
このゲーム、俺は好きなんだよ。


小学生の頃「るろうに剣心」が好きで
瀬田宗次郎が好きで(他にも好きなキャラは山ほど・・・赤報隊の隊長とか)
いつの間にか沖田総司が好きで(宗次郎と同じ顔でしたから当然の流れ)
気付いたら新撰組に興味があった
とまあこのように
恐らく似たような経緯で新撰組絡みの他のものに手を出した方も多い事でしょう!!


小学生だった僕の沖田に対するイメージは
新撰組で一番の剣の天才
好青年、美青年、敬語
肺結核で若くして死ぬ
その死に際も何やら物悲しく哀れで悲劇的
・・・うむ。
美味しい要素しかありゃしないじゃん、こりゃ好きにならない方が難しいじゃん。


結局、彼が美青年でなくたって、良いのです。
大事なのは
自分にとっての沖田像であり
それは他の人々も然り。


僕は「燃えよ剣」読破以降
すっかり土方歳三が気に入ってしまったのですが
現実の彼がどうであったかなど
全く知らないのですよね。
でもそれで構わないじゃないですか。
実際にどうであったかなんて今ではもう
誰にも分からないことですしね。


そろそろゲームの話を。


新人隊士となって仲間達と共に不逞浪士を斬りまくろう、というゲームです。
やることといえばそれです。
斬る、それのみです。
これぞ、悪・即・斬、の体現(斎藤一はかっこいい)。
しかし
これが悲しい。
芹沢鴨が居る頃から始まって
一応、歴史の流れに沿って話が進むので
進めば進むほど、悲しくなってゆく〜。


あ?声がムービーシーンしか出ない?
だから何だ。
寧ろ不要の代物よ。
あ?続編の方ではフルボイス
それは・・・嬉しいじゃねえか、文句ねえよ、本当にないよ。
あったらあったで嬉しいし
無ければ無いでそれも味わい深いんだよ〜。


斬り倒す対象となる不逞浪士というのは
大雑把にいうと倒幕派の輩。
新撰組隊士である自分は、佐幕派、というわけです。
「燃えよ剣」の項でも書きましたが
僕は昔はなああ〜んにも考えてなくてちんぷんかんぷんで
今もきちんと完全には把握しておりませんが
何事も分かれば分かるほど面白いものです。
本作、そういうのがよく分からない人の為に
サンナンさんこと山南敬助やらが説明してくださいます。
取敢えず、その説明分くらいが理解できれば
このゲームをプレイするに支障が無いってことでしょう。


攘夷って志は同じだった筈なんですがね、とかいうと
とっても悲劇的に聞こえますが
雰囲気に煽られて過剰に熱くなっていた夢見る理想家青年や
剣一本で立身したいと願う下級層出身の若者なんかも
沢山居たのではないかなあ。
そういう子達の行動ってのは
崇高な志云々というより、もっと純粋に
現状からの脱出に焦がれてってのが動機だったんじゃないかなあ。
勿論
この国の為に!!
って気持ちが無ければ革命は起こりようもなかったわけですし
先の先を見据えていた者もおりましたし
ただ僕が言いたいのは
(言葉が足りなくてもどかしいのですが)
若者には、何故か
抜き差しならない危機的状況に自分を追い詰めたい時期
ってのがあるように思います。
自分では認識していないんですが
ずるずると後戻りできない方へ方へ、擦り寄って行ってしまう。
って思いますけど一人で勝手に思っているだけなのでお許しを。


いつものことですが、脱線甚だしいですね。


話が進むにつれ悲しくなるというのは
山南さんの脱走・処刑沙汰や
初期メンバーである藤堂平助との決別・戦闘や
背景である時勢の移ろいの情け容赦なさや
やがては散り散りになって形を失うこの新撰組という組織の
世にも儚きこと。


特に平助との別れはやりきれないよ。
新人隊士であった僕と一番の仲良しだったのに〜おろろ〜ん。
いずれ別れてしまうのだと思うと、ついつい平助と行動を共にしてしまってね
今の内に一緒に任務しとこうよ〜って。
そんなわけで友好度も一番高かったんだぜ。
「燃えよ剣」ではなかなかに食えない青年として描かれておりましたが
(そもそも平助が伊東甲子太郎を勧誘する時点で
近藤勇と土方を斬る話を持ち出しています
っつ〜か頼んでる)
本作の平助の、心の揺れるがままに動いたんだよって感じが
余計に貴様と戦いたくないんじゃ〜いって気持ちにさせる、ああ、させるんだぜ。


悲しいばかりじゃないさ。
嬉しいどころもあるぞ。
皆が矢鱈と自分を信頼してくれる!!
土方さんから親しげにされると、ほくほくするのです!!
誰よりも、土方さんに話しかけられると嬉しいであります。
プレイしてるうちに自然とそうなってゆくので
ときめきメモリアルみたいに頑張らないでも
皆が優しいぞ〜わあいわあい。
僕は自分の分身であるキャラクターに
爽やかロマンティストな印象の作家・詩人さんからお名前拝借しまして
「室生犀星」と名付けました。
なので「室生君」とか呼ばれるわけですが
凄くしっくりくるなあ、この響き。


道場での手合わせにて
土方さんを打ち倒しますと
漫画のしょっぱい敵キャラみたいな台詞を吐きだします。
そんなんだから怖がられるんですぜ、センセー。


手合わせがねえ〜
もう本当、沖田にゃちっとも勝てないんだ、新人隊士だと。
もっと腕力とか要るかね〜。
あと局長にも勝てない・・・しくし〜く。
僕はゲーム下手なんだけど
敵の動きのパターンを読んで、とかそういうことしないから
より一層、弱いんだな。
動きのパターン云々とか俺そういうの考えたくないんだよ〜。
あ、でも
だと勝てるんです。
かなりずっこい気もするけど
槍であれば、沖田にも局長にも圧勝です。
刀だとて〜んで勝てないっす。
さっすが沖田って感じの隙の無さだよ〜(僕にとっては)。


一般人を斬るとびびる。


ずばずば斬る手応えは程良い重みがあって、グッドです。
仲間隊士との連携技も(地味ながら)爽快。
べしゅっと散るの出具合も良いねえ。
もっと出ても勿論良いけど
苦手な人にはこのくらいが有り難いんでしょうから。


個人的にとってもかっこいいと思っているのが
居合い・・・そう、抜刀術
っつっても
僕はボタンをぽちりと押すだけなのですが
敵に近付く素早さが好きだ。
ボタンを押すと、勝手に敵へと飛び込んでくれるんです。
これがかっこいい。


ところで無念残念なのですが
いっつも特に考えずにぴょろぴょろ〜っとプレイしてしまうので
桂小五郎河上彦斎に会いそびれてしまいました・・・。
俺のバーロー(思わず工藤新一風になってしまった)。
数年前にプレイした時もそうだったんです、やんなるぜ全く!!うああ!!
何の為の不逞浪士討伐帳か!!
桂も彦斎も好きなのになあ、ちぇっ。
この二人と岡田以蔵は欠かせませんでしょう。
以蔵さんには会えたぞ、良かった良かった。
こうなりゃ原田左之助と土方さんでプレイするしかない。
それがなくとも、どっちみちやるけどね!!
なんで数年前は、やらなかったんだろうか??
2周目以降は、新撰組有名隊士でプレイ可能、とあらば
やらなきゃ!!
で、今やってるとこです。
僕は今、永倉新八です。
ちょっと嬉しいのは
室生君(自分で作った新人隊士)に同行依頼できること。
彼は槍使いなのです。


あ、新八、クリアしました。
今は局長です。
皆の台詞が変化して楽しい。
わ〜い、皆が敬語だぜ!!敬うが良い!!
それに
強い・・・!!
手合わせで、刀なのに、沖田に勝てた・・・嘘だろ・・・?!
刀で沖田に勝つの初めてだよ・・・嘘だろおおお〜??!!
これはもう沖田が手を抜いてくれたとしか思えない。


続編の方も楽しみだ。
持っているんだから早くやれば良いんだがね
でも桂と彦斎に会ってから移行したいんだ俺は。
夜にちょこんとプレイしているから
そうそうぱっぱか終われないんだぜ。


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