BLACK SWAN

怖ぇぇぇ〜。
ひっさしぶりにこんな怖い映画を観たよ〜。
最近観た中では断トツですね、終始どきどきごくり・・・ひぇぇ。


バレエ一直線!バレエ一筋!バレエ命!
そんな主人公が遂に念願の役をゲット。
白鳥の湖」にて、プリマドンナに抜擢されたのです、やったねやったね!
しかしスワンクイーンを演じる(踊る)のは大変なのでした。
儚げで不安に揺らめく白鳥
自信とエロスに満ち溢れた黒鳥
しっかりばっちり踊り分けなければならないのです。
もっと誘惑しろ〜だの、自分であそこを触りなさい〜だの
コーチは主人公のエロスを開花させるべく色々アドバイスしてくれるけど・・・え〜ん難しいよ!
白鳥は完璧なんだけどね、しくしく。
おかんは正常なの?
それともちょっぴり病んでるの?
あの子は良い子?それとも不敵なライバル?
あの子の野性的で奔放な踊りっぷり、うぅぅぅ〜、何よあの子あぁぁぁ不安焦燥どうしよう。
どっからが現実でどっからが妄想なんだ?
そして
ぎゃーす!えらいこっちゃ!や、殺ってもた!あの子を!
取敢えず死体は隠して踊らなきゃ!
だって今日は本番初日なんですもの!!やったろうじゃんよっしゃ〜!
主人公の秘めたる黒鳥が大爆発。
ん?あれ?
あの子、死んでないや。
おっぺけぺ〜、どうなってんの?なんと、これは!血が出ているのは!ワタシでした〜うひゃひゃひゃ〜。
見事に踊りきった主人公は腹から血を流しながらもコーチに告げます。
感じたの・・・完璧よ・・・!!


内容自体は単純というか
バレリーナの苦悩と説明すればあながち間違ってもないというか、しかししかし
そんな簡単には片付けられないぜ、このスリラー。
ブラック・スワンっていうスマートなタイトルがなんとも不気味に感じるくらい
ぞっとするよ、あぁ、輝く照明の下で繰り広げられる華麗な舞の裏は
どろっどろだぜ!!
だって女社会なんだもん!!


徐々に情緒不安定に拍車がかかる主人公。
ナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技は、オスカー獲得も納得だぜ。
あれで賞とれなきゃ悪いジョークだぜ。
困ったような眉毛に細い体が頼りなげで狂気的だ。
現実と妄想の境が希薄になり、結局どっからどこまでだったのか?
曖昧な部分を残しつつ終わるのが素敵。
ただでさえ僕みたいな人間からしたら恐ろしいのに、バレエって・・・。
足の指が、い、い、痛くないんですか?!
凄いよ、バレリーナ。
どんなものも突き詰めると恐怖すら覚えるっていうそういう感覚だよ、これは、つまり感動しているんだ。


非現実的な幻覚の表現の為にCGが使われていますが
完全に幻覚と視聴者側が分かっている上での演出なので、煩くないです。


圧倒的な迫力の作品、超絶パワーです。
大画面で見るべきだなこれは!!うんうん。そんな映画です。
最後の台詞を聞き、終わると、立ちあがって拍手をしたくなる作品です。
滅茶苦茶大満足大喝采。
隙間の無い緊張に脳味噌が喜んでました。


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