奇人たちの晩餐会。。。DINNER FOR SCHMUCKS

天然の変わり者が幸福になるって話が嫌いな人は見ると苛々するらしい。
僕だってそりゃぁバリーに多少(いやかなり)腹も立ったが
最終的には素敵な話だったな〜、という感想。


美人でおっちょこちょいだけどそれが人生にプラスに働く理想的女性
にプロポーズするも少し待ってと言われている主人公は
彼女に釣り合う男になろうと出世を急ぐ。
口が達者で度胸もある主人公は、持ち前の話術と発想でで昇進へのチャンスを手に入れる。
社長の開く悪趣味なパーティーに参加許可がおりたのだ。
その催しの内容と言うのが
本気の本気でお馬鹿な人々を集めて
お馬鹿ぶりをこれ見よがしに自慢して頂き
お馬鹿グランプリを決めようじゃないか、ってなもの。
本人達には何も知らせないので誰も傷つかないし、こっちは大笑いができて楽しい、むむむ。
そう言う訳だからパーティーまでに変人一人確保しといてね〜って、難しい注文。
演技はすぐばれちゃいます。
役者を連れてきた者は即解雇、厳しい〜。
げろげろ〜っと思いながらも昇進がかかってるしなぁ・・・。
彼女はそんなパーティーには大反対。
勿論、断ったわよね??
う、う、う、うん、勿論だろ!!
彼女が言うんだし、と、マジに断るつもりだったんだけど
ひょんなことから変な人とお近づきになりまして
よし!こいつで行こう!!
変な人、バリー。
死んだ鼠を拾い集めては服を着せ、箱庭に並べる趣味の持ち主。
しかし手先が器用な人って凄いね。
シルヴァニアファミリーレベル100って感じさ。
正に芸術。
でもこのバリーがね〜、変っつ〜か本当に頭が大丈夫?な奴で
人の話あんま聞かないし
だからって阿呆ではないし(それが厄介)
トラブルメイキングもいいとこ。
パーティーにゃ行かないって言ったのに嘘吐き〜!!怒る彼女と主人公の喧嘩は泥沼化。
大切な商売相手との食事もぐちょぐちょ。
変態野性アーティストとはシンパシー。
ストーカー娼婦にプロポーズ。
バーリーの上司は読唇術が使えるっていうけどマインドコントロールはバリーにのみ有効。
めんどいこっちゃ。
バリーと主人公も仲違い。
あぁだこうだでパーティーの時間だぜ。
あれれ?来ないと思ってたバリーが来てる・・・。
だって僕達、友達だろ?
・・・良い奴だ!!
鳥使い、盲目の剣術の達人、いっこくどう外人ヴァージョン、霊を呼べる女性、あとバリー。
最後に現れたのは・・・
バリーの上司でした、世界は狭い!!
上司に奥さんを寝とられた上に反抗できないバリーを励まし
上司をやっつけました。
お馬鹿チャンピオンはバリーで満場一致だ、わぁいわぁい。
お馬鹿トロフィー欲しいかね?
だって生まれて初めてなんだもの。
じゃぁどうぞ。
ん?ん?ん?ちょっと待ったどういう事だ?お馬鹿?ん?
他の変人ゲスト達が騒ぎ出す。
乱闘だ〜。
パニックの中、指が吹っ飛び大火事になり、あわわわわわ〜逃げろ〜。
バリーと共に帰宅。
彼女、出てっちゃったか・・・。
居た。
仲直りしまして、めでたしめでたし。
更に、バリーはその後すんげぇ成功者になってるっぽい。
主人公と彼女は結婚しましたよ。
悪趣味社長の会社はやっぱ潰れちゃった、ちゃんちゃん。


主人公の彼女役の方が可愛くてね〜。
オードリー・ヘプバーンとエヴァンジェリン・リリーを足した感じ。
コメディー以外のシリアス系でも活躍が期待できそうだけど世の中は顔だけじゃないからどうなるかは分からん。


僕的には、盲目の剣士が部屋の電気のスイッチを一つぽちっと切って言う
ウェルカム・・・トゥ・ザ・マイ・ワールド
みたいな台詞が好きです。
機会があれば言いたい、かっこいいぞかっこいいぞ。
因みに、いや、全然部屋明るいんですけどね・・・っていうお茶目なシーンです。


物語を彩るはビートルズの曲。
冒頭ちらっと聴いただけですぐに、これビートルズだろうな〜、と分かってしまう
知らない曲なのに。
それがあのバンドの素晴らしいところじゃないでしょうか。
似た音を奏でるバンドが山ほど出てきても、やっぱ本家は本家ですね〜。
こんだけ言ってビートルズじゃなかったらどうしよう。
確か合ってる筈。
違ったらすんませんでした。
笑って許して。


姉はこの映画にむしゃくしゃしてた。
正直で純粋な人間がこんなに人生成功してたまるか!!と。
そうは言うけど
バリーは物語中、主人公と出会うまで友人皆無で妻にも逃げられてますよ。
ちゃんと職につけてるのはそんだけの知識と頭脳と努力があったからで
天然のやりたい放題言いたい放題で幸福を掴んだ幸運野郎って訳ではないのです。
鼠箱庭芸術にも寂しさが滲んでいましたし。
ね。
そういうことです。
だから笑って許して。


どうやらこの映画が言いたい事の一つは
夢追い人で在り続けよう
って事みたいです。
笑われても諦めず、信じていればきっと叶うってメッセージ。
出来ないと言って笑う連中には一生無理さ。
出来ると思っていた者だけが体験できるんだ、夢が実現する瞬間を。
つまりさ、僕はさ、励まされたんだな。


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