ELEGY。。。SUPREMACY

なんなのだろうか、このジャケ絵。
でも悲しいかな、これでこそ!!って感じです。
そして内容はやっぱり
これでこそ!!


ヴォーカルのエドワード・ホヴィンガ(以下エドワード)の声はTNTのトニー・ハーネル系ですね。
良いなぁ〜こういう綺麗なハイトーンヴォイス。
そしてちょいとプログレッシヴな香りを振り撒き、メロディアスでドラマチック。
そしてそして
本作は紛れもなく本物の大名盤でしょう。
今こそスープレマシーって言葉を心に刻むのだ!!


これこれこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
と思わずにやける始まり方ですね、こういう凝り方は大好きさ。
WINDOWS OF THE WORLD
一瞬たりとも気を抜くな、と言っているような
存分に発揮される華麗なるギターの音。
パワフルでスピーディでドラムの連射加減も御機嫌なんだぜ。
階段を優雅に駆け下りたり上ったりするお姫ちゃんの誘惑。
あぁ、ハードロック
あぁ、へヴィーメタル
一旦緩めてからのサビ、この手の曲にはずれ無し。
全身を貫く痛快なメロディと瑞々しいヴォーカル。
サビの「HIDING」って部分の歌い方が激烈に可愛い、ちょっとエロい。
上がる時の上がりっぷりが清々しい〜。
間奏は全く飽きのこない、これぞロックバンドのそれって奴です。
初っ端からこんなん聴かされたら
そりゃぁ本作は恐ろしく傑作なのだろうなぁと予感しちゃいますよね。
あと
今はどうなってるか知りませんが
当時の皆さん
真に見事なロン毛っぷり。
HR/HM界最後の良心とも呼べそうなお姿。
古い世代ですから、僕。
やっぱ長髪を振り乱しながら楽器を演奏して欲しいのですよ。


3曲目、POISENED HEARTS
凄く素敵さ。
そんな必要無いじゃんよ〜ってくらいにドラマラス(ドラマチックとグラマラスの融合体)。
ベースの聴こえ具合も絶妙でナイスだね。
サビがビューティホ〜且つチャーミング。
こんな可愛らしさ予想できなかったぜ。
「WHO BELIEVES〜」ってサビに突入した途端、え?!どきぃぃ〜ん、ってときめいた。
なんとも言えぬが良いメロディ!!
雪のちらつくゲレンデかもしれないし
イルミネーションで埋まった街中かもしれないし
ファンタジックな世界観の中かもしれない。
兎に角、微笑んでしまうメロディなんだ。
サビ迄導いてくれる時のエドワードの歌いっぷりも花丸さ。
相変わらず間奏はテクニシャル。
僕がギターキッズなら必ずや憧れたであろう流麗な音が絶えず流れる
それは楽園のさえずりだよ、きしょい事ばっか言ってすいません。
しかしこのサビは何かグッと来ます。
え、え、そう上がる?!って音程が堪らんざます。
そんで終わり方コンパクト過ぎるでしょう!!きゅきゅっと締まっちゃって驚くよ。


昔はバラードが嫌いだった、なんてそんな過去は抹殺消滅。
過去に戻ったら幼き僕に告げよう。
10年後むっちゃバラード好きになってるよ、と。
4曲目LUST FOR LIFE
熱いぜ。
透明感のある沸騰を想像できるかい?
怖いくらいに素晴らしいバラードだ。
エンドロールが流れ出しても違和感無いぜ。
だけどどうにも実写映画じゃなさそうだ。
真面目な内容の(それこそカンヌの席でも恥ずかしくない)アニメ映画って気がする。
エドワードの声が僕の好みだからってのもあるだろうけど
こんなに感動してしまって、俺は大丈夫なのか?
いつの時代でも受け入れられそうな美しい曲です。
勿論ずっしりと重みのある間奏も入ります。
ギターがすすり泣くぜ・・・。
どぅろどぅろどぅろ〜っと良いね〜もう楽器弾ける人は死後必ず天国行きっすよ〜。
真珠とアクアマリンの輝き。


6曲目、もう半分かよ・・・終わって欲しくないぜ・・・。
CIRCLES IN THE SAND
かっけぇぇ〜ぞ、少しだけ怪しいダークな雰囲気を取り入れて来たか、ふむふむ。
へヴィーに寄ったかと思ったがいやいや矢張り爽やかな音を響かせてクライマックス。


続きましてDARKEST-NIGHT
こ、れ、が!!ある部分が凄ぇ好きなのですよ。
サビ内にある「CLOSE YOUR EYES」んとこです。
ヒーロー的なメロディで、垂れていた頭を上げようじゃないかと奮い立たせてくれるような感じ。
次の曲のCLOSE YOUR EYESとくっついてんのかな。
セットでっせ〜ってか?


お、タイトルトラックで御座います。
SUPREMACY
俺も一緒に力んじゃうなぁ〜力籠ってんな〜。
サイエンシーな雰囲気。
科学チック。


10曲しか無いなんて、しくしくおろろ〜ん。
ラスト、ERASE ME
どっぷりじっとり深みのある味わい。
そして不穏なるサビへ。
何か絶頂だぞ。
エドワード、そんな高い声を出して平気なのか?兵器なのか?
アダルトなグッドテイスト。
この良さが分かってしまう子供はもう子供じゃなかろう。
幽霊だらけの荒れた墓地を蝋燭の明かりだけで一人うろついてる気分。
恋人の墓を探しているのか自分の墓穴の場所取りに来たのか。
おどろおどろ〜。
随分とシリアスな最後だ。
戦争中の兵士の心境なのか、行進を急かすようなフェードアウト。


バンドってのは必ずしもではないけど
出身のお国柄ってのが曲に表れるもんじゃないですか。
アメリカの土臭くて大衆性を帯びた雰囲気だったり
英国の物憂げでクレイジーで内側向いてる感じだったり
ドイツのパワフルで攻撃性を帯びまくってるのとか
当てはまらないバンドもあるけど。
この卓越した美的感覚は何処の国の出身なんだい?エレジーちゃん。
オランダ?欧州のバンドだよな?
実際どうだって良いんだが、しかし素晴らしいね。
近年チャート上位を賑わす楽曲群からは失われた激情を持っていらっしゃる。
というか疑問なのだけど
HR/HMなバンド達って、アルバムチャートでは大健闘なのに
どうしてシングルチャートでは余り振るわないのか。
ロックは別チャートになってんのか?
何故だ?
ロック専門チャートの方を知りたいんだ俺は。
ロック専門の音楽番組を求めているんだ、ラジオじゃなくてテレビの方で。


邦楽な話題にはなるけど、その昔ちぃと深夜にやっていた番組で
BANG!だったかな・・・そんな番組名だったと思うんだけど
PVを流してくれる番組。
それが、意外とマニアックなバンドも取り上げてくれてて好きだったのでした。
だって、当時はまだ今ほど名の売れてなかったPLASTIC TREEとか
最近再結成が噂されるグニュウ・ツールとかがゲストで来てたし・・・
今でこそネオヴィジュアル系とかいうよく分からん呼び名でくくって大衆に広く受け入れらてますが
あの時はまだ(シャズナの影響で世間に浸透しつつあったけど)
こってりしたロックバンドは地下の世界の宝物だったように思います。
それを(結構ソフトな連中なら)掬いあげてPVオンエアしてくれるなんて
素敵な番組でした。
ところが
番組は気付けばさようなら〜続き始まったアハンの普通なこと!!
普通過ぎる!!
そっちのが視聴率は取れるかもしれんが、寂しい〜。
思いを馳せる。
ラファエルのPVもバンで見たんだったなぁ〜。
阿呆でしょ!!かっこいいな!!
と姉とはしゃいだよ・・・かじゅりん哀悼。


話は逸れましたが
エレジーって最高〜。


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