THE FLY

50年代の作品をリメイクした物です、が
本作も80年代の作品。
これを今リメイクしても、多分、駄目なのだろうな〜。
多分、怖くなくなっちまうのでしょう。
間違いなくCGが多用され、嘘っぽくなってしまう・・・すると怖さはひらりと吹き飛んでしまう。


こんくらいの時期の映画ってのは今よりずっとグロテスク。
しかも惜しげもなく僕等に見せてくれちゃう。
では行ってみましょう〜。


天才科学者セスは、物質転送装置らしきを開発中。
物質を一度、分子レベルで分解し、転送先で再構築って訳である。
生き物の実験にはまだまだ失敗続き。
そんなある日、記者ベロニカに密着取材を依頼して一緒に過ごしていると
当然、恋愛感情が・・・科学者も人間さ!!
そうこうして、ヒヒの転送に成功。
検査をしてちゃんと完璧に成功か確かめなきゃ。
ところが酔ったセスは、よし、自分でも実験してみよう〜うわわやめとけって〜。
やっちゃった。
成功だ!!
いやそれ以上だ!!
頗る調子が良い、快調快調!!
しかも漲るパワー・・・中国雑技団並みの運動神経。
徐々に変化していくセス・・・つ、爪が・・・。
口から変な液が・・・。
顔も爛れて、奇病だ〜死ぬ〜助けて〜。
実は
転送の際に、転送装置内に偶然にも侵入してしまっていた
細胞レベルで融合してしまっていたのでしたぁぁぁぁぁぁぁ絶望だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜。
それでもベロニカの変わらぬ愛には感動です。
あんな姿、というか危ないし、抱き締めれないよ俺は絶対・・・凄ぇ・・・愛だ。
蝿っぽい動きだけど最早これは新種。
さて、ベロニカはセスの子を妊娠しますが、流石に産めねぇよこればっかりは・・・。
セスは産んで欲しいらしい。
というか三人で融合して一体化しようとか言いだした。
お、おい、それはアウトだろ。
最終的にはエイリアンな見た目になってしまったぁぁぁぁ〜完全アウトだろこれぇぇぇぇぇぇ〜。
間一髪ベロニカは助かりますが、セスを撃ち殺すなんて・・・出来ない・・・。
自ら銃口を頭部に向けさせるセス。
切ねぇな!!
ベロニカが引き金を引くと、セス(というかエイリアン)の頭部はずっぱぁぁぁぁぁんと粉砕。
しくしくしく・・・。
完。


救いの無い悲しみ・・・戻れなかったよぉぉぉぉぉ〜。
人間の頃は結構キュート(ベロニカ曰く)だったのに・・・。
僕、科学者とか好きなんですよ、爪を噛む癖のある人とか、可愛いじゃぁないか。
顎がずる剥けた時ゃ〜姉と共に、、うぉぉって唸っちまいましたぜ。


映画中、最初のショッキングシーン。
裏返ったヒヒ。
なんか肉塊が動いてるよぉぉぉぉぉぉぉ〜きっしょいよぉぉぉぉぉぉ〜。
ベロニカ平然としてるよぉぉぉぉ〜これってよくある風景ですかね〜?いや無いだろがぁぁぁぁ。
最近の小奇麗なCG処理では出せない不気味さ。
拍手。


あとはぐるんぐるん回るセット。
素晴らしい。
セスが天井やら壁やら這い動くので、セットが回るのです。
説明だと訳分からんかもですが、見れば分かる、見れば分かるのです!!


面白いですね〜。
物静かそうな監督がなんちゅ〜もん作ってんだ。
セスの、科学者として自らの状況をちょっぴり前向きっぽく捉えようとしてるのが、しくしく。
皮肉なのか、科学者としての性なのか。


人間より蝿のが遺伝子が強いんでしょうか・・・。
完全に蝿の方が勝ってた気がするんですが・・・う〜ん、そうかも。
何にせよ
これもまた、人間の踏み込んではいけない領域だったのでしょう。
だって、分解して再構築だなんて
人間は魔法使いになりたいのではない、神になりたいのでありましょう。
それは許されない事ですし
無理だろうに。


兎に角、予告も曲の効果が手伝いとっても不気味。
素敵な映画です。
こゆのこそ、真に恐ろしいホラー映画だと僕は思うよ。


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