ベニスに死す。。。DEATH IN VENICE

オーマイガッ!!
これは人類史上に残る奇跡です。
この世に存在する筈無かった精霊の類か何かなのか?
と、我が目を疑うほどの美少年に出会えます。


観光都市ベニスに静養に来ていた老作曲家アッシェンバッハ
彼はこの物語の主人公であり、なんとも乙女なおっさん。
おっさんは其処で、世にも美しい少年タージオに心奪われます。
それは正しく、恋!!
でも自分はおっさんだし・・・。
相手は少年だし・・・。
色んな意味で犯罪だよこんなのさぁ・・・。
とか一言も言いませんけどうじうじうじうじうじうじうじうじ。
も〜早く話しかけるかなんかし給えよ!!
・・・出来ない・・・。
完璧にストーカーと化すおっさん。
おっさんの信じる、芸術とは何ぞやって物が問題のようですね。
魂の健康とかさ・・・。
彼の友人(よく喋る奴なんだこの人が)は
ちょっと堕落してる方が良い物って生まれる物だよ、みたいな事を言ってるっぽいのですが。
そんなときめきの街ベニスは
コレラだったかな・・・兎に角、伝染病が流行り出していたのでした、がが〜ん。
タージオが危ない!
自分も危ない!
白髪染めたり一張羅?着たり
恋する乙女っぷり爆発させまくって
ストーカー行為を重ねまくって、それでも
あぁ悲しいかな、結局、一言も交わせないままおっさんは命尽きてしまうのでした。


幸せの絶頂で逝ったね、おっさん。
あんな美少年を眺めながら死ねるのなら、ベニスで腐り果てても良い。


はい、美少年タージオを演じたのはビョルン・アンドルセン(以下ビョルン)。
どうしたらこんな綺麗に綺麗に育つ訳なんだ?
うっとり。
ビョルンをおかずに飯3杯。
最初はぱっと見、無口で表情の変化も少ない置物系美少年かな?と思ったのですが
ち、違ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!
無邪気に笑い、走り、じゃれあう・・・普通の少年だったのです!
か、可愛過ぎる・・・!


可愛いポイントは沢山ある、山ほどある。
美少年にセーラー・・・。
美少年にセーラーァァァァァァァァァァ!!それは反則の奥義!!


更に、なんか柱みたいな棒みたいなのに片手を掛けて、くる〜って。
くる〜って。
おっさんを翻弄する目的としか考えられない。
同時に僕も翻弄された。


泥だらけになったビョルン、海で流し落として来たら良いってぇのに・・・
タオルでわしゃわしゃ拭われるビョルン。
僕はタオルになりたい。
ぐしゃぐしゃと拭かれているのに顔が崩れません。
ハイドや、かつてのディカプリオもそうでしたが、真の美形は何があっても可愛いままなのです。
そんで何々?
おかんの為に貝を拾って来たって?
うぅ・・・阿呆かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ可愛過ぎて壁に頭打ちつけたくなるっつ〜のぉぉぉぉ。


そんな無邪気な彼ですが
おっさんに対しては、いけない子〜なのです。
小悪魔的な口元、目つき、誘ってやがるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
おっさん意識失いそうになってまっせ!!


涙が出るほど愛くるしいビョルン演じるタージオ、その余りの可愛さに
彼の友人もハッスルハッスル〜。
タージオの方を抱き、他の子達と離れた所へと連れて行く・・・怪しい。
いや、怪しいなんて物じゃぁない!確信犯だ!
だってだって!
ほっぺにちゅ〜したぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜よなぁ〜?
幾ら可愛いからって!
美味し過ぎる展開でしょうが!
僕をこんなに喜ばせてどうするつもりなんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


ラスト付近にて
タージオ好き好きなその怪しい友人とタージオの
喧嘩擦れ擦れな取っ組み合い的じゃれあいを目の当たりにしたおっさん
凄い反応の仕方だったなぁ。
辛抱堪らんってこゆ事なのだろうなぁって感じでした。


ブロークバック・マウンテン然り
恋心を必死に抑え込もうと耐える演技って、好きです。
相当グッと来ます。
おっさん、必死過ぎてわなわなしちゃってました。


さて
極端に台詞が少なく、主人公の心理吐露も最小限であり
回想に出て来る唯一ぺらぺら喋りまくる友人は、芸術に関する精神論を熱弁し
途中、陽気?な音楽家?達の嫌がらせ級の演奏タイムが入ってうあぁぁぁってなるこの作品。
作曲家なのに一曲も書き上げる事が出来ずに主人公が天に召されちまうこの作品。
おっさんの恋模様(ストーカーな姿)を
これでもかってくらい見せつけてくれちゃうこの作品。
トマス・マン原作。
絶対的に、ビョルンの可愛さがあって初めて成立する映画である、間違いない。


台詞が少ない為、おっさんの偶に発する言葉は印象に強く残ります。
ベンチに座り(独り言ですが)遂に
「愛してる」と認めたシーンは・・・グッと来ましたね〜。
昂揚マックスな、きらめくシーンでした。


ビョルンの聖なる美しさと共にこの映画を彩るのは、音楽
なのですが
僕は今のところ・・・音楽には・・・心が動かなかった・・・すいません・・・
きっと時が解決してくれるのですよね・・・
将来はその曲の素晴らしさにきっと気付けるさ・・・うんうん・・・
うふふ〜ファンに殴られてしまいますね〜すいません!


こんな究極の美と禁断のエロスを兼ね備えた作品を作ったのは
ルキノ・ビスコンティ
渋い御方。
彼に感謝しなければ!
ぼくは大いにこの映画を楽しみました、お腹いっぱいです。
強いて言うなら
映像特典でもっとビョルンが見たかったです、ど畜生。
それを求めてた人いっぱいだった筈でしょうが、こん畜生。
ちらっと映ったビョルン、ガム噛んでる姿が可愛かった〜。
実在してんだなぁ〜と再確認。
あぁ、映像特典よ。
ビョルン不足は否めない、けど良いさ!
本編は最高だった。


美形しか見たくないし、美形に生まれたかった〜。


美少年、なんて甘美で儚い響きなのでしょう。
少女には無い密やかな繊細さ。
少年にだけ在る、それもほんの一時を過ぎれば失われてしまう何か。
何かは分からないけれど
正体不明のその何かに、僕は今日も思いを馳せるのでありました。


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