TRAPT。。。SOMEONE IN CONTROL

捨て曲の無いアルバムって嬉しいですよね。
何処を切っても見事な曲が溢れだし、聴き流しているつもりでも自然と心に残る・・・うへへ。
それがこれだ。
トラプト、このバンドは、捨て曲を作れないバンドなのである。


さて、言っておかねばならない事があります。
捨て曲が無いってのは、突出した曲の無いつまらない出来、ってのとは違いますよ。
どれも光ってる、均一のバランスを保っている訳です。
それに、勿論グンバツの輝きを放つ曲もあるのです、素晴らしいですね〜。


遠くから音が近づいて来て、始まったぞぉぉぉぅ・・・DISCONNECTED(OUT OF TOUCH)
トラプトの曲はまるでお茶漬けかってくらい、さらさらと聴き易い。
メロディが優れていて、しかも無理が無い。
でもフックが潜んでる。
更に、絶妙にへヴィーで、サビには必ずと言っていいほど印象的なメロディを持って来る。
この1曲目を聴いて、このアルバムへの期待は高まるばかり!
って感じでしたよ初めて聴いた時。
やっぱトラプトだぜ〜!!


2曲目、WAITING
スピード感に満ちていつつ、美しい。
サビで速度が落ちる曲はかっこいい、この法則にまた一つ良い例が出来たようです。
因みに僕は先日、カラオケでこの曲を歌って撃沈しました。
折角の良い曲が僕の所為でうんこソングになってしまった・・・申し訳無〜い。
それはさて置き、このきらめきは何だろうか。
きらっきらしてる。
フロントマンであるクリス・ブラウン(以下クリス)の声はどちかと言うと落ち着いていて大人っぽいのだけれど
勢いのある歌唱とこのきらりんサウンドもあって
若さが漲っております。
若者らしくて、そんでもってちょっと切なげな曲です。
クリスの声自体が切なげなのです。


はい、かっこいい曲やって来ました。
ちょっぴりスローテンポでもやっぱトラプトは良いんだぜ。
3曲目、VICTIM
サビが(普通っぽいのに何故か)滅茶かっけぇぇぇぇぇぇぇんです。
中盤「SO COME AND GET ME」の後の部分が超絶デンジャラスかっこいいのです。
サイモン・オーマンディよ、やられたよ。
君のギターサウンドってば痺れちまうよ。
(SPARTAの鳴らすギターが、正にそれ!!って感じなのですが)僕はこういうギターに弱いんです。
世界が崩れる時みたいな、終焉美が在ると思います。
自分は弾けないけれど、素敵だなぁ。
これでもかってくらいかっこよさを見せつけられてしまう曲ですねぇ。


うふふふふふふふ。
僕の一押しの曲じゃぁないですか。
良過ぎてびびって泣くんじゃねぇぜ!!鳥肌の覚悟は良いか?俺は出来てる!
5曲目、LOST REALIST
この一曲だけでお腹いっぱいになれるほど、素っっ晴らしいのであります。
こんなん絶対メンバーも出来た瞬間、こりゃ傑作だ!!って分かるっしょ!!
何度でも繰り返し聴ける。
聴けば聴くほど感動は深まるばかりで、出口が無い。
冒頭から澄んだ音、この時点で既に、お?と思うじゃぁないですか。
クリスの流れるような歌唱に乗って、知らず知らずの内に胸が高鳴る・・・来るぞ来るぞ〜。
く、覚悟していたのに!!
サビでの盛り上がりは見事の一言。
上手いな〜。
何を歌ってんのか?それは知らんが良い!!
和訳?付いてないない!
でも良い!
「WILL THE DICE EVER ROLL」・・・なんでこんなにグッと来るんでしょう。
そして、ラストのサビへの持って行き方・・・
反則、だよな。
クライマックスがクライマックス過ぎても〜あ〜やんなっちまう、どうすりゃ良いのだ!
ぼぉぉあぁぁぁぁって体が熱くなって
あぁ俺・・・今、この曲を耳ではなく心で理解しようとしてんだなぁ・・・と感じたり。
そして彼等の曲って基本どれもコンパクトに収まってる訳で
感動させるだけさせといてすんなり終わり、次へと進んで行くのですよ!!
でもその無駄の無いスマートさが、益々良い。


8曲目のREPEAT OFFENDER
癖になってつい口ずさんでしまう、それが狙いか?!
まんまと僕は歌ってしまっているじゃぁないかぁぁぁぁぁぁやられた・・・。
サビに入る迄のトリッキーさが好きだ。
「I AM」の部分が凄く好きだ。
「I AM A REPEAT OFFENDER」って文章が好きだ。
こいつらはぁぁぁぁかっこいい曲しか作れんのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
最後のトリッキーな楽器達も好きだ。


なんだろうかね、何が良いって
へヴィーなのに、暗くないってとこですかね。
へヴィーなサウンドを引き連れているってぇのに何故こうも
常に爽快な気持ち
に、させられるんだろうか、凄いや。
そして不必要な凝り方をしていない、締まったコンパクト加減が素敵だ。
あと、なんかロマンティック感も在る。


9曲目、BLEED LIKE ME
面白い曲を作れんだって頷きたくなるような曲。
このメロディ、さり気ない、でも実は非常にミステリアスっぽい。


捕らわれたって意味のバンド名だけれど、彼等の鳴らす音楽は
解放的で、どの方角へも自由に伸びて行く
強いて言うなら
捕らわれたのは僕のハートですかね、おぇ〜どんな台詞だこりゃ。
でもこのバンドにゃハート奪われっ放しですから
マジにどの曲も良いんだも〜ん。


PRODUCT OF MY OWN DESIGN
終わってしまうんだね、この曲で、しくしく、名残惜しい。
最後迄しっかり良質なメロディをお届けですね。
クリスの訴えるような歌唱も冴えまくり、切ないじゃぁないかこんにゃろう。
ぎゅんぎゅんなギターもかっちょぇぇし
何処に非を打てば良いんだぃ?
無いってんだ。


全編に一定の緊張感があって
統一感があって
でも似たりよったり感は無く
やっぱトラプトは良いのだなぁ〜。


改めて、ロックを好きで良かった。
この音楽を知らずに人生を終えたくない、それは損ってもんだ。
外国ではずっと、音楽の主役はロックだった。
日本でそれは叶わない夢かもしれないけれど、ロック魂は多くのキッズの心に宿っている間違い無く。
っつっても日本のバンドは殆ど聴かないのですが
日本バンドブームが僕に到来するかもしれないですし
そん時の為に、良いバンドが沢山ぼこぼこ生まれて欲しいものだ。


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