RUN KID RUN。。。LOVE AT THE CORE

間違いなく僕の中で、2011年1月のベストアルバムです。
これは凄い、凄いテンションです。
初聴時、3曲目辺りで僕の気持ちは余りに昂り、マジに涙が出そうになってしまったのでありました。


個人的に、静かに燃えるバラードは沁みるように感動致しますが
ずがーんずがーんとマックスに盛り上がるバラード(・・・バラード?)は、無意識に泣けて来ます。
泣いてませんけどね!!


さて、ぴったり10曲しか入ってないこのアルバムですが
いや、少し前までアルバムってのは10曲が普通(多くて13曲)だと思ってたのですが
マリリン・マンソンとか矢鱈滅多にいっぱい収録してくれてるんで・・・
けれども全く不満の無い10曲。
満足させて頂きました。
逆に、無駄が無くスマートな出来になったのでは??これは成功なのです。


そんな本作の始まりを告げるのは
RESCUE ME
「らぁあ〜あ〜あ〜あ〜いと」の歌い出しから既に、おぉ?!と思いましたが
その直感は正しかったのです。
「LIGHT SHINES BRIGHT ALL AROUND ME」が、かっこいいったらありゃしません。
この部分を、ブァシィィィィィッとキメられたら・・・
絶対に気分良いでしょうに〜。
やっぱ1曲目は、程良い疾走感とパワーでぐいぐい惹きこんで欲しい訳です。
それが見事に出来てしまっているんですから素晴らしい。
単に明るくて元気なだけの若手エモパンクバンドとは違った・・・!!


そうなんです。
こんなキッズに支持されそうなバンド名なのに、見た目も内容もなんだか大人。
内容って、例の如く歌詞の内容は知りませんが。
僕はてっきり元気いっぱい(無意味にメンバー全員が跳んでる写真が載ってるような)系かな?とか考えてたんですが
華麗なる裏切り!!
本作だけ聴いた限りでこのバンド自体を語るのは余りに乱暴なので控えたいのですが
丁度良い〜エモーショナル〜激しさを持っている〜
どの曲もテンションが高くてしかもメロディが癖になる〜魔力が込められてます〜・・・な、バンドです。


この、きらめくサウンドと突き抜けたメロディ。
元気有り余ってんなぁ・・・って感じなんですがちょっと切ない響き。
ソーダ水越しに覗いて見た世界は、今にも崩れ沈んでしまいそうだ!!
そんな、幼い少年の二度と訪れない一瞬を捉えたような曲。
CAPTIVES COME HOME
明日にはもうこの世界、終わってしまうんじゃないの?!
駆け出す少年、あぁ、世界はまだ大丈夫だよね・・・?
そんな感じです。
なんてったって、サビっすね。
「AS I’M」の次の瞬間、星空から降り注ぐ宇宙船の光。
きらっきらしてるってぇのに、可愛い過ぎる仕上がりではないから驚き、う〜ん、テクニシャン。
うおわぁぁぁぁぁぁ〜盛り上がる盛り上がる〜何処まで行けるだろか〜。
少年が主人公のRPGっぽいのかな。
いや、アニメっぽいのかな。
常に楽器ががしょがしょ鳴って賑やかで、がんがんに盛り上げてますしノリ良いし
最高だぜ〜。


この歌いだし、震えました。
鳥肌もんの冒頭は、個人的にゃ歴史に残るような鮮やかさ。
楽器と声が同時にマックスになるんですもん。
3曲目の、FALL INTO THE LIGHT
荒くもきらめくギター(ですよね?)が鳴っているなぁ、と頷く間もなく
油断していた訳じゃないですが
1曲目から覚めていた視界が更に明瞭になりました。
いっきなり「YEAH」。
それも世界の果てから叫んでいるような。
「MY LIFE IS YOURS」・・・痺れます。
後ろで鳴るギター(・・・ですよね?)がぴれりろぴれりろ、これまた素敵異空間を展開。
短い、故に、感動凝縮。
最初からクライマックスって、こゆ事ですね。
サビのメロディがまたまた面白い。
上へ下へとぐるぐる揺さぶられ、すっかり虜ですね〜。
「YEAH TO YOU MY」の後の「LIFE BELONGS」の突き抜けっぷりも良いなぁ。
一回聴いただけで濃くて鮮烈な印象を残すこの曲。
こゆ天井知らず的な盛り上がりをする曲って、僕は本当にグッと来ます。
謎の感動。


ヴォーカルさんの声がですね〜
普通に落ち着いたロックも歌いこなせそうですし
バブルガムなノリの、それこそキッズに支持されそうなパンク曲も似合いそうですし
万能型っぽいんです、やるなぁ。
つまり、どんな曲にも馴染めそうな声って事は、持っている色が強くないって事なのですが
でもだからこんなに僕は感動してしまうのですよ。
素朴に良い声してんなぁ・・・と。
心揺さぶる激しさが、ストレートにごががっと入って来るのです。


何より只管、曲が良いのです。
佳曲のみで構成されているのです、過言ではなくて。
どれをシングルカットしても問題が無い。
寧ろどれにするか悩んじまうでしょうが〜!!ってくらい。


懐かしいような気もするし、若干、日本のバンドっぽい雰囲気も漂う曲。
4曲目、ONE IN A MIILLION
ノーダメージ(好みじゃない曲が一つも無い状況)で4曲目まで辿り着くと、嬉しい。
昔から、人々から愛されて来たメロディって感じです。
こゆ曲にこそ、チャート上位に居て欲しい。
耳にすんなり入って来る聴き易さ、爽やかでありながら、しっかりと激しさも有している。
特別なこたぁないのですが、良い曲。
イルミネーションきらり〜んな飾られた橋の上で、風を受けながら走っているような・・・なんか違うな〜。
あの頃、星座を指さしながら二人寝そべっていた庭で
今ではもう大人になった元少年が、一人星座を見上げている・・・これか!!
時は過ぎるし全ては流れて行ってしまうけど、せめてあの星座が消えてしまわないように願うような。


衝動的にゲットしたCDがこんなにも良いと、自分はそういう才能があるんじゃないのかと錯覚しますね。
なんか、見抜く能力的な。
残念ながらそゆ力は持ってませんが、このアルバムに関しては大成功でした。


流石、タイトルトラックは他にも増して魅力的なのです。
一切テンションを下げず此処まで来た事が、先ず、凄いです。
LOVE AT THE CORE
LOVEって単語以外はよく分かりませんし、愛が何なんだよも〜とか思いますが
この曲のパワーはやっぱし並外れてますね。
この曲は自分にとっては、聴けば聴くほどタイプだったのです。
何度も聴いてると、その秘めたる情熱みたいなもんに圧倒されます。
「WE WANT LOVE」の歌いだしで、起爆。
がつがつした激しさじゃなくて、同じ顔の人混みの中で一人蹲り悲鳴をあげているような
逆に救いの手を差し伸べてくれているような
切実で力強い祈りみたいな感じ。
「SO MUCH MORE」の掘り上げるようなメロディ、そしてその直後の
「WE WANT LOVE,WE WANT LOVE」の部分が非常に好きです。
なんかこう・・・
世界が愛に溢れると良いなぁ〜ってよりは
何故どうして愛さないんだ?!今!!愛が必要だっていうのに!!って感じ。
そんでラストちょっと救われたっぽい雰囲気がして、良かった〜。


瑞々しく弾ける、太陽の下の若者達にも似た曲。
SURE SHOT
「THIS IS A SURE SHOT」、夏のプールサイドみたいなときめきですね。
絶対CMに持って来い、です。
アイスか何か、夏っぽい商品のCMにぴったりです。
青春。
ラストから2番目の「TODAY」、とぅ・でぇぇぇぇぇ〜えぇぇぇ〜ぃぃ
あれには完敗です、乾杯です。
漲ってます。
突き抜けてます、何枚もの天井を。


ちかちかキュートなサウンドで冬っぽい7曲目、MY SWEET ESCAPE
切ねぇ!!
「RUN BACK TO YOU」からのサビ・・・このバンドはサビがもうデンジャラス、良いっす。
聖なる空気をも纏う「SING HALLELUJAH」も良いし。
葉の落ちた枯れ並木道を足早に急ぐのですが、あれ・・・雪だ・・・みたいな感じです。


本作中最も激しい曲、と見せかけてサビでは驚きの爽やか路線。
まんまと引っ掛かった僕。
THE EMERGENCY
そんな訳なので、僕はサビじゃない部分がお気に入り。
これが本当に超クールなのですよ。
「THE WORDS CAN NOT GET THROUGHの「THROUGH」なんて、もう最強にかっちょえぇのです。
えぇ?!そう上がるんかい!!みたいな、ね。
「CRISIS CALLS」も素敵なスクリーミン。
こんだけ激しく盛り上げ高揚させといて、あんな空色のサビだとぉぉぉぉぉぉ?!
爽やかに徹しないのが良い。
楽器もちょっとダークな音を出したり、う〜お〜やっぱかっこいいです・・・かっこいい!!
最終的にはかっこいい路線。
憎いぜこん畜生。


細やかなギター(・・・ですよね?!)が素朴で愛らしい9曲目、SET THE DIAL
座っていても思わず立ち上がって跳ねたくなるような曲です。
歌詞の内容とは一切関係無い映像ですが、鮮明に光景の浮かぶ曲です。
それは、自室に居る女の子(テイラー・スウィフトのPVじゃないですが)だったり
ボードに乗って坂をがんがん下る男の子だったり
繋がってないようでストーリー性のありそうな景色達。
そしてこの曲は
手拍子してステップ踏みたくなるような曲です。
収録された全ての曲に共通していますが、ちょっと上げたり叫んだり、一瞬一瞬のアレンジが効いてます。
テンションが常に高く保たれているように感じるのは、その所為かもしれないですね。
在りそうで無い、飽きの来ない曲達です。
地味そうな曲も全く埋もれない輝きを放っているのです。


あぁ、ぴったり10曲、最後の曲です。
FREEDOM
元気に始まり、ちょっと大人びた曲で閉める、うんうん、基本に忠実ですね。
こうして聴いてみると・・・やっぱしヴォーカルさん良い声してます。
子供と大人の狭間に居る声です。
ライヴのラストに歌えば効果倍増でグッと来る事でしょう。
本当、盛り上げ上手なバンドです。
澄んだ激情。
光のカーテンの中、透明な叫び。
もう何言ってんだか自分でもよく分かりませんがいつもの事だ。


良いアルバムだったなぁ・・・。
もう今年に入って既に何回聴いた事か・・・。


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